香川照之のEテレ「昆虫すごいぜ!」で半沢直樹ネタ...「倍返しだ!」「お・し・ま・いDEATH」にネット大興奮!NHKに民放ネタが許される理由があった!

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   昆虫好きで知られる俳優の香川照之(54)によるNHKEテレの子供向け人気昆虫番組「香川照之の昆虫すごいぜ!」の8時間目が21日(2020年8月)に放送されたが、なんと香川が出演中のTBS系ドラマ「半沢直樹」の名セリフ「倍返し」が飛び出し、ネット上が大興奮に包まれた。

   「昆虫すごいぜ!」は「人間よ!昆虫に学べ」をモットーに、香川がカマキリの着ぐるみ姿の「カマキリ先生」となり、「子カマキリ」の子どもたちに昆虫の生態と魅力を紹介する教育番組だ。

  • 「香川照之の昆虫すごいぜ!」(NHKの番組ホームページより)
    「香川照之の昆虫すごいぜ!」(NHKの番組ホームページより)
  • 「香川照之の昆虫すごいぜ!」(NHKの番組ホームページより)

クマゼミをゲットしようと「2つの網で倍返しだ!」

   8時間目の授業のテーマは「セミ」。クマゼミをゲットしようとした香川が木の枝の間にクマゼミを発見すると、スタッフの手を借りて2つの網で捕獲にかかった。すると、「2つの網で倍返しだ!」と大きな声のナレーションが流れた。結局、香川さんはクマゼミを逃してしまい、「タイムアップ」とのテロップとともに「ここで残念ながらお・し・ま・いです(DEATH)」と再び「半沢直樹」の名セリフのナレーションが流れた。

   ネット上では「Eテレで倍返しだ!」「おしまいDEATH」「ナレーションで民法の半沢直樹ネタって、NHKさん、いいんですか?」とという驚きの声があふれた。

   「ナレーションに思わず『ん』ってなった(笑)。セミが孵化したての映像があって、セミの一生についてやっていたけど、人生は細く長く、短く太くというのをセミはどちらもやっているっていう。何年も土の中で生きて、土から出てわずかな時間に人生を終えるセミの生態を、カマキリ先生の熱い講義で聞いて私は感動した」

「香川さんがイキイキとして、やっているスタッフも楽しそうだ」

   「カマキリ見ていて、倍返しには思わず笑った。昆虫大好きの香川さん、虫取りに必死で面白い。東大卒の超頭良しで、演技力も超すごいのに、こんな感じだからホント好感がもてちゃいます」

   「香川さんが16歳の息子に小言を言ったら『うるせえ、カマキリ!』と言われた話を何かで見た。息子怖いものなしか」

   「この番組は見ていて楽しい。香川さんがホントにイキイキしていますね。それは一緒にやっているスタッフも楽しそうだからだ」

   「セミはたったひと夏歌うために土の中で何年もじっと待っている。おかあさんと一緒のはらぺこカマキリという歌詞に出てきます。それを聞いてからは、セミの鳴き声がちょっと愛おしいです。姿は相変わらず苦手ですが。はらぺこカマキリはもちろんカマキリ先生作詞の、虫への愛が溢れた素晴らしくてとても可愛らしい歌です」

   「この回に限らず、この番組での香川さんの振り切った姿勢はスゴいと思う。よく昆虫好きを語る芸能人は多いが、特番で福山雅治が引くぐらいの情熱に溢れる香川さんが一番だと思う」

きっかけは香川照之がTBS番組で「Eテレで昆虫番組やりたい」

   ところで、なぜ公共放送のNHKが、なぜ民放の「半沢直樹」をネタにしたのだろうか。こんな声があった。

   「NHKなのにという声があるけど、そもそも香川さんがTBSの番組で、自作だったのか、番組制作だったか、カマキリの着ぐるみを用意して『いつかEテレで昆虫番組をやりたいと思っている』と熱く、熱く力説したのがEテレの人の目に止まり、Eテレの番組ができたわけですよ。Eテレの初回でもTBSの番組のそのシーンを流していた。この番組に関してはかなり縁深いわけですよね。違う局だったら許されなかったかもしれないですね」

   「同感です。TBSの『櫻井・有吉THE夜会』に香川さんがゲストで出演した回ですよね。NHKも随分柔軟になりましたよね」

   NHKの「香川照之の昆虫すごいぜ!」のホームページにもこんな記述があった。

   「『僕はEテレで昆虫番組をやりたい!』...民放番組で熱い思いを訴えた男がいる。俳優・香川照之。実際に会って取材をすると、子どものころから昆虫にどっぷりはまった『超』がつくほどの昆虫マニアだった──。『自分は単に昆虫の変な生態が好きなんじゃないんです!本能のままにまっすぐに生きる昆虫の姿が最高にいいんです!』香川の熱い語りは止まらない。......『軟弱になったとか草食系とか言われる男子たちにそんな昆虫の姿を見せたい。人間は昆虫から学ぶことがたくさんあるんです!』......」(テレビウォッチ編集部)

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