「熱中症の恐ろしさを知ってほしい」と、自ら卒倒する瞬間の映像を公開 いきなりバタンと路上に倒れて意識不明に

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   殺人猛暑が続いているが、熱中症の恐ろしさが分かる映像があった。映像は昨年(2019年)7月、新潟県阿賀野市でドライブレコーダーに記録されたものだ。緑に包まれた田舎道に駐車した車の脇に男性(60代)が立って、運転者と話をしている。と、突然男性は車につかまるような姿勢になったと思うと、そのまま仰向けに倒れてしまった。運転者が降りてきて、声をかけたが意識不明。痙攣もしていた。熱中症だった。

   倒れた男性は、「突然意識がなくなった。熱中症の自覚は全くなかった」という。近くで2時間ほどバードウォッチングをした後だった。日差しが強い日だったが、話をしていたのは木陰。道路も簡易舗装で照り返しも強くなかった。

木陰で友人と話していたのに突然気を失って...

   幸い男性は意識を取り戻し、大事には至らなかったが、「熱中症の恐ろしさを多くの人に知ってもらおう」と映像を公開したという。

   吉永みち子(編集者)「映像はショックですね。車の脇で話していたからまだしも、歩いていてバタンだったら危険だ」

   司会の羽鳥慎一「大丈夫と思っていて、突然倒れたらね」

   東京23区で8月に熱中症で死亡した131人(20日現在)のうち、屋外での死者はわずか7人、なんと124人が屋内で死んでいた。エアコンを使っていない人が大半だ。

   羽鳥慎一「エアコンがない人はともかく、あっても使わない人がいる」

   長嶋一茂(タレント)「僕もそうだけど、エアコンは体に悪いという思い込みもあるかもしれない」

   ふじみの救急クリニックの鹿野晃院長は、「エアコンは温度を一定に保つもの。冷え性でも使ってほしい。寒いと感じたら長袖、長ズボンで。コロナ疲れの医師を助けると思って、エアコンを使ってください」といっている。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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