新型コロナの感染拡大で銀座の街が様変わりしている。4丁目交差点にきのう20日(2020年8月)立った阿部祐二リポーターが「外国人観光客がまったくいません」と呆れたように伝えた。
8丁目でも、以前はあふれかえっていた中国人観光客が消え、路上駐車で並んだ観光バスが1台もなかった。1丁目では、シャッターを降ろした店や閉店の貼り紙が目立った。
不動産マーケティングの専門家、須賀勲さんは「賃料が5%から10%は下がる傾向でも、新しい投資には慎重な人がほとんどです。インバウンド客とオフィスワーカーの減、消費の自粛がトリプル要因で人手が減っています」と分析する。
「常連客から『ちょっと寄ったよ』と言ってもらえる街にしたい」
「スッキリ!」が店を聞いて回ると、「クラウドファンディングで店を維持してから、客は大半戻った」「戻ったのは半分」「150席あるのに10か20席しか埋まらない」「外国人客が戻るのを期待」といった声が出た。中には「本来の姿に戻った。インバウンドは一時的なもの。今までの常連客から『ちょっと寄ったよ』と言ってもらえる街にしたい」という老舗もあった。
司会の加藤浩次「業態で求めるものが違うなあ」
菊地幸夫(弁護士)「銀座を歩けば外国人が少ないのは肌で感じます。夜の宴会を禁じる会社もあり、影響は大きい」
日本感染症学会専門医の佐藤昭裕医師は「まずは内需を固めることが先では。外国人は保険の処理などで医療関係者の負担も大きい」と指摘した。
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あっちゃん| 似顔絵 池田マコト