16日夜(2020年8月)に放送されたTBS系「半沢直樹」第5話の平均視聴率が25.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区世帯)だったことが分かった。第1話から人気はうなぎ上りで、5話連続の20%超え、第5話は自己最高を更新した。
初回22.0%でスタートし、第2話22・1%、第3話23.2%。第4話は22.9%で微減となったが、第5話で盛り返した。
第5話は、東京中央銀行の子会社から本店に復帰した半沢が、破綻寸前となっている帝国航空の再建を任されるところから始まった。現場を3週間見て回り、働く社員たちが誇りを持って仕事をしている姿に「自力復活は可能」と確信し、タスクフォースをつくって再建に乗り出している国交相・白井亜希子(江口のりこ)らと対決する展開だった。
「関西は27%超え!」「スケールでかい」「胸がスカッとする」
絶好調のニュースにネットでも毎回、「面白い」と称賛の感想が飛び交っている。
「TBS日曜劇場「半沢直樹」第5話25.5% 流石...。周りの期待に応えきってのこの視聴率しかも余力たっぷり。第6話以降も数学は上がっていくでしょう。しかし、猿之助さんが居なくなると同じドラマがこんなにも違うものに見えるだなと...。猿之助さんが香川さんが交互に出て躍動感が生まれて大きな顔芸・共演者も爆笑するアドリブがザクザク生まれる。歌舞伎役者って凄い...。面白いことが出来ないと歌舞伎役者は勤まらないと市川猿之助さんが居なくなった第5話で改めて感じた」
「関西では27%を超えたそうですね。さすがです!憎たらしい永田をぎゃふんと言わせたところが痛快でした。今回も憎々しい面々ばかりで半沢次長も大変ですね。過去最高に闇が深そうですし。昨日の放送回のMVPはやっぱり木滝機長かな。彼の協力は大きかった。やっぱり現場トップを味方につけるとスムーズに事が運ぶのは自分の仕事上も見習わないといけないと思わされます。次回もさらに楽しみになりました」
「半沢直樹第5話観ましたー!スケールデカいですね、胸がスカッとしました。帝国航空にいる元バンカー永田の不正を暴き、帝国航空スタッフが動揺しました。まさか不正原因を炙り出す為に敏腕パイロットも味方につけるとは!」
「タスクフォースの乃原リーダー、憎たらしいですねー。東京中央銀行は債権放棄しないって、これからどうなる?半沢さん。スパイラル瀬名社長、強い味方でした。過去の恩を忘れない精神、立派です。また女将と妻がコペルニクスで同じマカロンを買うのが、ウケました。金融庁の黒崎がどの場面で出てくるか楽しみです。早くつづきが見たーい」
「縦割りの弊害」に航空会社現場からは「やめてほしい」の声も
「めちゃくちゃ面白かったけどCAがグランドスタッフに引き継ぐのを『縦割りの弊害』の象徴として揶揄してるのは、現場の人間としてやめて欲しかった。乗務前の乗務員は数分を争って移動してたり導線が違ってたりするのでお客様のご案内は無理。自分のベース基地じゃないと何かとわからないことも多い。ドラマとして割り切って見れず本気にする人が驚くほど多いので...」
「このシナリオは今の日本の会社(中企業以上)がだいたいこういう体制になりやすい、という事をわかりやすく仕立てていると感じます。同じ会社なのに足の引っ張り合いばかりする。責任ばかり押し付けてくる。こんな中でひたすら上を目指さなければならないとわかった時点で多くの人はあきめて適当に仕事をし出します。責任をかぶらないようにかぶらないように仕事をるから、それを考えないで進めようとした時の何倍も手数がかかっている事に気付かないのか、気づいていても叩かれないようにするにはそれしかないのか。このドラマは本当にすごい」(テレビウォッチ編集部)