駐車中の車の後部ドアガラスなどを破損した疑いで、東京・豊島区の歯科医院院長、秋山浩康容疑者（60）が逮捕された。秋山容疑者は歯科医院の窓からエアガンで狙って撃ったと見られている。警視庁巣鴨署は、歯科医院などからエアガン22丁と金属弾約7300発を押収した。
周辺では同様の被害が4年前から起きていて、47件の被害が確認されているが、すべて秋山容疑者の歯科医院から半径100メートル以内で発生している。
2年前に窓ガラスが割られる被害にあったビルの所有会社は「何かで撃ち抜かれたような破片が内側にありました。狙って撃った感じには見えた」。また、1年ほど前に被害に遭った別の店舗も「自分もやられるのではないかと気にしていた。窓を拭いた時に見たら5円玉ほどの穴が開いていた」と話す。
金属弾を使えるように改造？威力が数倍に
一般的なエアガンは弾がプラスチック製のため、ペットボトルを的にしても貫通せずに跳ね返ってくる。しかし被害にあった窓ガラスは厚さ1.5センチほどのものもあるが、弾がしっかりと貫通している。都内のシューティングバーの店員の話では、金属弾を使うと威力は数倍にもなるそうだ。
また、秋山容疑者のエアガンは改造されたものと見られている。若狭勝弁護士は「一般的に弾丸の威力が人にケガをさせるような一定の基準を超えた場合、銃刀法違反に問われることもある」。
石黒賢（俳優）「人に当たったら命に関わることになりかねない。とんでもないです」
司会の小倉智昭「モデルガンのショップには金属の弾は売っていないんでしょ？これは散弾銃に使う弾なのかなあ。こういう物が手に入るんですね」
文
ピノコ| 似顔絵 池田マコト