NHKは14日(2020年8月)、8月30日から放送を再開する大河ドラマ「麒麟がくる」の後半戦「京~伏魔殿編」の新キャスト10人を発表した。歌舞伎界当代きっての女形、坂東玉三郎(70)が第106代天皇・正親町(おおぎまち)天皇役を演じる。
玉三郎は、大河ドラマはもちろん、テレビドラマに出演するのは初めてだ。玉三郎演じる正親町天皇は、上洛した織田信長(染谷将太)と絶妙な距離を保ちながら、没落した朝廷の存続を図るという役どころだ。
国民的美少女グランプリの井本彩花が信長の妹・お市に
NHKを通じて、こうコメントしている。
「今回初めてNHK大河ドラマの『麒麟がくる』に出演させていただきます。大変恐れ多いことなのですが、お役は正親町天皇を演じさせていただきます。私はドラマの映像に出演させていただくのは初めてなので、大変緊張しております。出演者の皆様は映像に慣れている方々なので、その中で私がどんな役作りができるのかということを今考えている最中でございます。一生懸命務めさせていただきます」
ほかに「第15回全日本国民的美少女コンテスト」グランプリの井本彩花(16)が信長の妹・お市に、陣内孝則(62)が堺の豪商・今井宗久、片岡鶴太郎(65)が幕府政所頭人・摂津晴門、春風亭小朝(65)が天台座主(比叡山延暦寺住持)・覚恕法親王、駿河太郎(42)が戦国大名・筒井順慶、小籔千豊(46)が二条家当主・二条晴良、手塚とおる(58)が朝倉景鏡、金井浩人(28)が小谷城城主・浅井長政、一ノ瀬颯(23)が足利義輝(向井理)のいとこ・足利義栄を演じる。(テレビウォッチ編集部)