おぎやはぎ小木博明「腎細胞がん」で治療に専念 自覚症状はなく、50代以上のタバコを吸う肥満男性は要注意だ

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   お笑いコンビ・おぎやはぎの小木博明さん(48)が初期の腎細胞がんで入院することが明らかになった。8月13日深夜(2020年)、レギュラー出演するラジオ番組で本人が公表、その後に所属事務所のウェブサイトでも発表された。

   事務所のウェブサイトは「先日、頭痛の治療で入院した際に検査を受けたところ、初期の腎細胞がん(ステージ1)が見つかりました。8月17日から入院し、治療に専念致します。仕事復帰時期に関しては9月頭を予定しております」として、小木さんのコメントを掲載している。

   「『まさか自分が』という有名な言葉を皆さまにお送りしたいと思います。元来自分は病院好きで、さまざまな検査をしていましたが、今回ゆっくり身体を診ていただいたおかげで見つけることができました。皆さまもゆっくり時間を取って検査をされることを強くお勧めします」

「『まさか自分が』という有名な言葉を送りたい」

   司会の小倉智昭「腎細胞がんは50代のタバコを吸う男性に多い」

   プロデューサーの古坂大魔王「僕も同世代で、がんを心配する年齢になったのだと思いましたが、小木さんは早く気づいてラッキーだった」

   ファミリークリニックひきふねの梅舟仰胤医師は「腎細胞がんは、50歳を過ぎたあたりから増え始めて、男性に多いと言われています。危険因子とされているのは肥満と喫煙です。症状はほとんどなく発見が難しいので、今回見つかったのはとてもラッキーでした。ちなみに頭痛との関連はありません」と解説。

   さらに梅舟医師は「標準的にはステージ1だと全摘出手術となります。転移の可能性はないと思います。病気が進むと、血尿や背中の痛みが出てきます。背中の痛みで整形外科に行く人が多いですが、実は腎臓から起きる痛みです」と言う。

   小倉は自分の経験だとして、「麻酔をして、次に『小木さん』って呼ばれたときには手術も終わっています。すぐ復帰できると信じています」と語った。

文   バルバス| 似顔絵 池田マコト
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