おぎやはぎ小木博明、初期の腎細胞がん公表 40代からよく起こる自覚症状がない病気だ

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   7月下旬(2020年)に片頭痛がひどいと入院した時から「なにか別の病気があるのではないか」と噂されたが、お笑いコンビ「おぎやはぎ」の小木博明が初期の腎細胞がんで手術を受けると報告した。

   所属事務所のホームページで、「腎細胞がんが見つかり、手術のためしばらくお休みをいただきます。幸い、取り除けばいいという、所謂ステージⅠであるのですが......皆さまもゆっくり時間をとって検査されることを強くお勧めします。以上、びっくりしたことの発表でした」と語っている。

   司会の国山ハセン「驚きましたね。一時休養ということです」

頭痛の持病があって、その診察でたまたま見つかった

   腎細胞がんはどんな病気なのか。新型コロナウイルスのコメンテーターとして出演していた日本医科大の北村義浩・特任教授が、こちらも解説した。「腎細胞がん、あるいは腎臓がんは、比較的若い男性に多いです。40代からありふれて起こる病気で、まったく症状がないのが特徴です。(小木さんは)頭痛の持病があって、その診察でたまたま見つかったということですが、これはたまたま見つかった典型的なケースです。肺に転移しやすいのですが、早い時期の発見なので、完全に治って、復帰できると思います」

   スペシャルコメンテーターのお笑いコンビ「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳は他人事ではないとこう話す。「同世代なので、自分の身にいつこういうことが起きてもおかしくない。こういう年齢になってきたので、ちゃんとチェックしないとだめだなあと感じました」

   北村教授「尿に血が混じることもあり、健康診断などで『たいしたことはないと思いますが...』といわれても、必ず精密検査を受けるほうがいいと思います」

   田村「ぼくは血が混じっているなんて嫌だから、必ず行きますが、お医者さんのアプローチも重要ですね」

   そう、懸念があるときは、はっきり言ってくれたほうがいい。

文   カズキ| 似顔絵 池田マコト
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