薬剤師が癌の告知、治療方針決定、患者を看取るってあり得ない
「癌の告知をする薬剤師。治療方針を決める薬剤師。厨房を使える権限も持っている薬剤師。危篤で呼ばれる薬剤師。看取る薬剤師。オールマイティーだ。もう医師だ。薬剤師全員で野球とか、その日の薬剤課は大丈夫? もう真剣なのか、ふざけているのかわからない薬剤師。1人の患者さんに薬剤課全員で関わるなんてあり得ないし 医療従事者はみんな忙しいし、そしてやはり一切登場しない看護師も不自然過ぎる。薬剤師さんの大変な、専門的な所をクローズアップするだけでも面白いと思うのに。病院ドラマならやっぱり医者と看護師がいないと本当におかしい。CMの方が、本来の薬剤師の仕事として見られる。こういう素材のドラマなら良かったのに」
「家族が抗がん剤治療をしています。抗がん剤治療に「治るかも」の期待を見せたら、それをそぐ表情をする薬剤師。治験の話しに悪い印象があるからと反対する葵。え?抗がん剤は治らないの?治験に悪い印象なんてちっとももっていないのですが。うちの薬剤師さんも肌は荒れませんか? 気分はどうですか? ときいてくれる。ありがたい。だけど、そこまででいいのです。バッティングセンターまで調べ、家族のプライベートにのこのこ現れたら、もうストーカー並の恐怖感。私なら「家族で考えてみますから」と笑顔で言って後ずさりする。ストーリーのブッ飛びすぎの今日、完全に心が離れました」
「最後は飛んだ茶番劇。あれだけ殺人的スケジュールをこなしているはずの薬剤師が大集合。一人の患者のためにチームTシャツを着て(いつ作ったの?)野球大会。エラーしては大爆笑、ファインプレーで盛り上がりはピークに。このシーンでだいぶシラけたが、最後の号泣シーンでもっとシラけた」