多部未華子主演のTBSドラマ「私の家政夫ナギサさん」の人気がどんどん高まっている。第6話が11日(2020年8月)に放送されたが、平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は16・0%に達し、2週連続で自己最高記録を更新した。この勢いでは、最終回に20%の大台にいくのも夢ではない。
特に第6話では、相原メイ(多部)がナギサさん(大森南朋)の手料理に思わず「おいひいです」とつぶやき舌鼓を打つシーンがあり、ネット上には「かわいすぎる」「ホッコリする」「私も食べたい」といった声があふれた。
鼻から「ふんーっ」て、幸せの溜息が漏れて「おいひいです」
物語は、ナギサさんが自分と同じMRだったことを知ったメイは、ナギサさんの私生活に興味を抱く。メイはナギサさんの尾行を決行。しかし、ナギサさんの自宅の近くでバッタリ鉢合わせ。メイは機転を効かせ、空腹すぎて動けなくなったとウソをつき自宅に上がりこむ。ナギサさんはあり合わせのもので料理を用意。本当に空腹だったメイは、心の中で「香り、焼き加減、味付け、何から何までカンッペキ!」とつぶやくと、ナギサさんに「おいひいです」と声に出すのだった。
ネット上では、こんな称賛の声であふれた。
「あまりの可愛さに、続けて『おいひいです』と言ってしまったくらい。ナギサさんの家まで押しかける途中の『プライベートのキャベツ選びにも妥協しない男ナギサ』『考えろメイ』...と心の声もすごく可愛い。多部ちゃんは、容姿も声も大好き。ナギサさんと結ばれるまで見届けたいです」
「おいひいです!録画していて巻き戻して2度見しちゃいました(笑)。ただの『おいひいです』じゃなくて、鼻から『ふんーっ』て、幸せの溜息が漏れて『おいひいです』。元MRなので自分の28歳くらいの時を重ねてしまいます。今はもうアラフォー後半ですけど。何だか自分なりにキラキラとした時期だったなあと感慨深い」
「多部未華子さんは、声に品があって発音がはっきりしているので、とても聞き取りやすい。しかも感情がしっかりと乗った声なので、説得力があるし、聞く方の感情にもしっかり訴えかけてくる。確かな演技力に声の質の良さ、総合力抜群の女優さんになりましたね」