英王室ヘンリー王子夫妻の暴露本 不和の始まりは兄ウイリアム王子「あの小娘はやめとけ」のひと言だった?

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   英王室のヘンリー王子とメーガン妃は、なぜ王室を離脱したのか? 8月11日(2020年)に出版された暴露本『自由を探して』がある程度の答えを出した。ヘンリー王子夫妻は認定していないが、親しい友人らの証言を集めた、メーガン妃に近い2人の王室ジャーナリストの手になるものだが、問題はそれが正しいかどうか。バッキンガムは沈黙している。

   「メーガンはヘンリーのショーガール」「あの2人は宮殿の厄介者だ」など、衝撃的な言葉が並ぶ。そもそも王室メンバーから無視されていたというメーガン妃は、「自分のように有色人種の女性は、要求が厳しい、攻撃的というレッテルを貼られている」と言っていたという。

「メーガンはたくさんの荷物(離婚歴)を持ってきた」

   2人が交際を始めたときから攻撃は始まった。「メーガンはたくさんの荷物(離婚歴)を持ってきている」「彼女には信用できない何かがある」といった声を流したのは王室職員だったが、王室の一部の家族も声を上げていた。家族が2人の家を訪れることはなく、「呼んでもきてもらえなかった」と、除け者扱いだった。

   エリザベス女王が毎年クリスマスに行うスピーチでは、家族の写真が飾られるが、2年前には写っていたヘンリー王子夫妻は、昨年(2019年)の写真からは消えていた。夫妻が「自分たちの道を考える必要がある」といって、王室を離脱したのはその後(3月)だ。メーガン妃は「この家族のために、人生の全てを捧げた。でもこうなってしまってとても悲しい」といったという。

   兄のウイリアム王子とヘンリー王子の確執はしきりに伝えられたが、多くはウイリアム側からだった。ヘンリー側からの見方は今回が初めて。それによると、発端は交際を始めたヘンリー王子に、ウイリアム王子がいった一言だったという。「あの子(this girl)を知るために必要なだけの時間を取れ」

   これはつまり、ほぼ「やめとけ」というに等しい。特に「あの小娘」といったニュアンスが強かった。ヘンリー王子は以後数カ月、兄と話をしなかったという。

   加えて王室職員のリークも酷かった。結婚直前、キャサリン妃を泣かせた(実際は泣いていない)とか、「ショーガール」「(ヘンリーを)王室の厄介者」といった陰口。夫妻は「信頼できる王室職員はほとんどいない」といっていたという。

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文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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