テレビCM回数ランキング、7月1位はチューリッヒ『スーパー自動車保険』、リモート増え5G高速通信でユーザー争奪戦も!

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   放送回数が多いCMはどれ?...。テレビで放送されたCMを分析しているデータ解析会社「ゼータ・ブリッジ」(本社:東京都品川区)が、2020年7月度に放送されたCM回数のランキングを12日(同年8月)に公表した。コロナ禍による「新しい生活様式」に対応し、車の保険、5G携帯通信のほか、キャッシュレスやデリバリーサービスのCMがランキングを上げた。

「withコロナ」「新しい生活様式」に対応

   それによると、商品別ランキングの第一位はチューリッヒ『スーパー自動車保険』で、6月度に引き続き1位となった。『ソニー損保の自動車保険』も5位に入り、「withコロナ」時代の移動手段として自動車に注目度が高くなっているのを受けて放送回数を増やしているようだ。

   また、2位ソフトバンクと3位KDDIの第5世代通信システム5G関連のCMが大きく放映回数を伸ばした。リモートでのコミュニケーションが家庭でも定着し、高速で快適な通信環境を求めるユーザーの争奪戦が展開されていると分析している。

   「新しい生活様式」への切り替えを促すCMも激増。店舗側にキャッシャレスシステムの導入を提示している『エアペイ』は、前月のランキング外から10位に順位を上げた。また、19位『丸亀製麺』のお持ち帰りや20位『出前館』の宅配サービスも「巣ごもり」生活でのデリバリー利用を促している。

   同社は「今後、新型コロナウイルス感染症が終息したとしても、人々のライフスタイルや働き方が以前に戻る可能性は低く、同様にテレビCMを含めた企業のコミュニケーション方法も変化をしていくと考えられます」とコメントしている。同社は毎月、全国地上波25局、BS放送6局にて放送されたテレビCMの回数を調査分析し、公表している。

(テレビウォッチ編集部)

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