「とくダネ」が5日(2020年8月)に報じた神奈川県横須賀市のバイク店のパーツ盗難被害で、まさかの展開が起きた。8日、反省文とともに盗まれたパーツが店に返されたというのだ。
被害があった先月(7月)30日の午後11時ころの店の防犯カメラには、フードをかぶりマスクと手袋をした人物が、店先にあったバイクのパーツを外して持ち去る様子が録画されていた。だが今回は、よく似た人物が大きな袋をバイクにかけ、来た道を去って行く様子が映っていた。
「盗まれた部品が袋に入れられてバイクにぶらさげてあったんです。全く想定外でしたね」とバイク店スタッフ。
返しても窃盗罪は成立。謝罪には情状酌量の余地も?
さらに袋には、パソコンで打ったと見られる反省文らしき手紙も入っていたという。「この度は多大なご迷惑をおかけしてしまいましたことを深くお詫び申し上げます。盗んだものを返せば済むわけではないことは承知しております。二度と窃盗はしないと誓い、深く反省しています。お許しを乞うにはおこがましい行為ではございますが、書中にて謝罪を申し上げます」
バイク店のスタッフは「最低限の誠意は見えるが、出頭してほしい」と話している。
山田秀雄(弁護士)「(返したとしても)窃盗罪は成立します。ただし、物を返して謝罪をしたということは初犯の事情として情状には影響します。でも、決定的に欠けているのは出頭していないということですね」
司会の小倉智昭「ごめんなさいで済めば警察はいらないって昔から言います」
ピノコ
文
ピノコ| 似顔絵 池田マコト