またまた日大運動部の暴力事件。ラグビー部コーチが爪楊枝7本を頭に刺す!責任逃れの体質はアメフトと変わらず

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   おととし5月(2018年)、アメフト部の悪質タックル指示で激しい非難を浴びた日本大学の運動部の暴力体質は、まったく変わっていなかった。今度はラグビー部だ。それも、またまたコーチの不祥事である。

   40代の元ヘッドコーチは昨年11月(2019年)、部員らと焼き肉店に出かけ、ある部員の頭に7本もの爪楊枝を突き刺したという。部員は「(黙って)やられていないと、終わらないと思った。痛かった」、刺さったまま学生寮まで帰らされたと話している。

   司会の国山ハセンが朝日新聞の報道を紹介した。「飲酒の強要もありました。寮内で未成年の部員に、酔いつぶれるまで一気飲みをさせたということです」。自分も酔うと、部員の耳や肩にかみついたり、顔を蹴ったりし、バーベキューでは熱くなったヘラを腕に押し当てたりした。飲酒強要が表ざたになると、「チクったヤツを殺してやりてえ」と、LINEに書き込んだという。

本来なら傷害罪、強要罪で15年以下の懲役が妥当だ

   もちろん、こうした蛮行は犯罪だ。山岸久朗(弁護士)はこう解説した「無理やりお酒を飲ませるのは強要罪になります。3年以下の懲役。かみつく、ける、爪楊枝を刺すは傷害罪。15年以下の懲役、または50万円以下の罰金と重罪です。(学生は)刑事告訴して、然るべき処罰を受けさせるべきです」

   ところが、日大当局はこのヘッドコーチをかばい続けた。被害学生たちが部内のチームマネジャーにヘッドコーチの暴行を報告し、辞任を求めると、大学当局は辞任させたが、その理由は「父親の体調不良のため」というものだった。

   朝日新聞の報道で明るみに出ると、ラグビー部の平山聡司部長名で「お騒がせしたことをお詫び申し上げます」と謝罪しながらも、「当該元コーチは、当部(ラグビー部)より招聘し、大学との雇用関係はありません」と、大学は責任逃れに奔走した。

   キャスターの立川志らく「また、日大は隠しやがったということですよ。前回のことで懲りていないのかね。日大と名乗るのはもうよそうかな」

   志らくは日大芸術学部の卒業なのだ。

文   カズキ| 似顔絵 池田マコト
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