ジャニーズ事務所離れるとみんないい顔になるね...手越祐也、長瀬智也も「これで新しいことがやれる」と明るい!がんばれ

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   またユーチューバーが女優と半同棲中だとフライデーが報じている。雑誌『CanCam』のモデルとして知られ、最近では女優として活躍している池田エライザ(24)が、「水溜りボンド」のカンタ(26)なる人気ユーチューバーと、月額賃料150万~350万円でコンシェルジュ付の超高級マンションで、ほぼ一緒に暮らしているというのだ。

   そんなことは私にはどうでもいいが、なぜそんなところに住めるのかね。カンタのチャンネル登録者数は435万人、5年以上毎日動画を投稿して、総再生回数は約32億回。フライデーによると、推定される月収は500万円以上だそうだ。二人組だそうだから取り分は半々か。鈴木のほうも超売れっ子というわけではないようだから、2人で月200万円(推定だが)のマンションにどうして住めるのだろう。素朴な疑問である。

   みみっちい私事で恐縮だが、某オンラインで月に3回、拙い原稿を書いているのだが、そこで某タレントの不倫について書いたものが100万PVを超えたというので、加算金をもらった。安倍首相について書いたものも50万PVを超えたそうである。なるほど、PVでカネを稼ぐというのはこういうことかと、遅ればせながら思い知ったのである。

   ジャニーズ事務所を退所した手越祐也がFLASHのインタビューに答えて、こんなことをしゃべっている。手越が退所後、すぐに『世界の果てまでイッテQ』(日本テレビ系)の出演がなくなった。以前のように、ジャニーズ事務所がテレビ局に圧力をかけたのか、テレビ側が事務所に忖度したのだろう。

   <「オファーがあればもちろん出たいです。でも、テレビ局はジャニーズのことも考えなくちゃいけないから、出られないのは仕方ないと思う。ただ、俺はやっぱりプレーヤー(演者)なんで、出られたら力を振り絞ります。テレビ局が『俺とジャニーズ、どっちか?』って天秤にかけてみて、『しがらみを取っ払ってでも手越を使う』と思えるぐらいの結果を見せるしかない」>

   さらに、<「以前から"大手事務所"所属ゆえの苦悩を抱え、『震災などのボランティア先で写真を求められても、断わらざるを得なかったのは苦しかった』と気持ちを吐露した」>という。

   今はひとり親家庭への弁当配達のボランティアをしているそうだ。がんばれ! そういってやりたい。

   週刊文春は、やはりジャニーズを離れ、独立する長瀬智也が母親に語った言葉を掲載している。長瀬はジャニーズに入る時、母親に「絶対弱音を吐かない」と約束したそうで、普段から愚痴めいたことはいわないという。<「今後のことはこれから考えるんじゃないでしょうか。裏方に回るという報道が出ていますけど、そんなことはないと思います」>

   退所発表後に母親が、「今までお疲れ様」とLINEを送ると、「これで終わりじゃないから、まだまだ親孝行するよ」と返ってきて、母親はホロッとしたという。ジャニーズ事務所を離れると、みんないい顔になる。離れた喜びが顔に出るのだ。

  • 池江璃花子ホームページから
    池江璃花子ホームページから
  • 池江璃花子ホームページから

池江璃花子を東京五輪煽りに利用するデリカシー欠落の大人たち!義理捨てて療養に専念して

   白血病と闘い続ける池江璃花子が、東京オリンピック組織委員会の記念イベントに出たことが物議を醸していると、週刊新潮が報じている。もちろん彼女への批判ではない。ようやく退院して、現役復帰のためにこれからという時、大人たちが彼女の善意を利用したのが許せないというのだ。

   彼女の語りは素晴らしかった。私も感動した一人である。だが、延期されても東京五輪開催は無理だし、日本人も再延期か中止やむなしという意見が大半である。池江は、今は浮世の義理を捨てても、無理しないで療養に専念してもらいたい。

   当代随一の人気歌舞伎役者、市川海老蔵(42)がカンカンに怒って、迫本淳一松竹社長に直訴したと、週刊文春が報じている。松竹もコロナ禍で、役者たちの給与補償を、海老蔵のようなトップスターはゼロ、名題と呼ばれる看板に名前が載る役者は5割、その他のヒラ役者は8割と決めたという。トップは20人ほどの弟子をとっている者もいるから、これでは食べてはいけない。なかには、Uber eatsでアルバイトをする歌舞伎関係者もいるという。

   <「歌舞伎役者の多くが、最大百万円を支給される持続化給付金の申請をしており、名前のある中村獅童や尾上松也ですら代理店ルートを使って、『どんな仕事でも受けます』と営業をかけているそうです」(松竹の現役社員)>

   そんな窮状を見かねた海老蔵が、「今の状況をどうにかしてほしい」と7月2日(2020年)、迫本社長に詰め寄ったが、「それは知らない。歌舞伎をやると赤字になるから」とニベもなかったという。そのためか、8月の「花形歌舞伎」に海老蔵の名はないという。海老蔵対松竹社長、この喧嘩、見物である。

   フジテレビの朝の『とくダネ!』が、来春3月で打ち切りになると週刊文春が報じている。フジが制作費を削減するため、高額なギャラの安藤優子を切り、次は小倉智昭(73)に引導を渡したのだという。22年目になる今年、小倉は東京五輪を楽しみにしていたが、それもなくなったので、この辺が潮時と考えたのであろう。

失政・不手際続きで逃げ回る安倍首相!官邸&自宅で茶坊主に囲まれ地金も腐った

   望月衣塑子はタレントではないが、新聞記者にしておくのはもったいないほどの美形である(やや背が低いのが惜しい)。今やジャーナリズムの旗手となった彼女の功績は、閉ざされた記者会見、菅官房長官の横暴、他の新聞記者たちの権力迎合と癒着構造を暴いたことだろうが、こんなことは大昔から指摘されてきたことである。彼女にもいったが、彼女の記者としては当たり前の行動が持て囃されるほうがおかしいのだ。

   だが、今回のインタビューは歯切れがいい。再び8000万枚の寸足らずのアベノマスクを配ろうとしていたようだが、これはバカを通り越して、異常というべきであろう。安倍首相はどこかに精神的なものを抱え込んでいるのではないか。会見も開かず、官邸&自宅に閉じこもったままである。早くギブアップをして、楽になられたらいかがか。断末魔の安倍政権を望月もこう批判する。

   <検察官定年延長人事を無理やり通そうとしたあたりから潮目が変わった。コロナ対応の不手際も目立つ。PCR検査の目詰まり、10万円給付金騒動、アベノマスクの不評、Go Toキャンペーンも迷走中だ><側近だけで決める安倍官邸の構造的な欠陥の表れだ。耳の痛い助言をする人が遠ざけられ、茶坊主ばかり集め、政策の多様性、柔軟性を欠いている。省庁が議論を積み上げるボトムアップ型の政策遂行になっていない。危機管理に強い、というメッキがはがれ、地金まで腐食が進んでいる>

   <国会閉会翌日(6月18日)以降、記者会見は1回も開かれていない。7月22日のぶら下がりでも『西村大臣、菅官房長官に説明させる』と逃げた。閉会中の国会審査にも顔を出さない。まっとうな発信がない。かといって最前線の医療現場や保健所を視察してメッセージを出したり、社会的弱者の生の声に耳を傾けるわけでもない。ボンボン首相の限界と感じざるを得ない>

   テレビで安倍首相を見ていて、出るのはため息ばかりである。

いかにも大人(たいじん)だった台湾・李登輝...インタビューして感服した「台湾の将来」を語る熱さ

   台湾の李登輝元総統が亡くなった。享年97。日本統治時代の台湾で生まれ、京都帝国大学(現京都大)に学んだ。日本が好きで、日本語も達者だった。彼は台湾に総統直接選挙を導入し、初代の総統に就任して民主化を推し進めた。

   だいぶ前になるが、私は1度だけ、李登輝にインタビューをしたことがある。台湾の総統選挙の雑誌取材班の団長として、彼の自宅で会った。ほとんどが日本語だったが、込み入った話になると中国語になる。訳してくれたのは、同行した週刊現代の近藤大介だった。背は高く大らかで、大局から台湾の将来を語れる人だった。大人(たいじん)というのはこういう人のことである。

   戸田ツトムが亡くなった。まだ69歳だ。毎日新聞の誌面を刷新したことで知られる有名なグラフィックデザイナーである。私が週刊現代の編集長になった時、表紙はもちろんのこと、記事ページからグラビアまで、彼に完全リニューアルを頼んだ。水曜日と木曜日は編集部に詰めてもらって、特集のレイアウトもやってもらった。毒々しい誌面がすっきりしたが、週刊誌の持つ迫力は失われなかった。

   ITについての知識と技術は、当時の最高峰の一人だった。優しい人で、私の無理難題を、「やってみましょう」と嫌な顔もせず見事に実現してくれた。Web現代時代も、彼の青山のオフィスへ行って、相談に乗ってもらった。あの笑顔にもう会えないのかと思うと寂しい。

週刊現代も週刊新潮も「新型コロナ恐るるに足らず」というけれど...高齢者には致死率3%はやっぱり怖い

   新型コロナウイルス感染拡大が止まらない。7月31日(2020年)に発表された感染者数は1301人で、東京は463人である。東京都医師会は30日、会見を開いて、感染拡大防止に向けて国が金銭的な補償を伴う休業要請を行い、応じない場合は、罰則を適用できるよう特別措置法の改正を政府に求めた。

   バカなことをと、私は思う。それでなくとも、警察権力を使って、感染者を多く出している歌舞伎町のキャバクラやホストクラブを取り締まろうという考えを、菅官房長官が口にし始めている。こんなどさくさに、権力側に都合のいいように特措法を改正したら、今以上に国民の手足を縛ることになる。論議はコロナが終わってからにするべきだ。

   そのコロナについて、最近は恐怖を煽る『モーニングショー』(テレビ朝日系系)派よりも、恐るるに足らず派が多くなっているようだ。週刊現代では「日本のコロナは他の国とは違う」「日本だけが生き残るかもしれない」と謳えば、週刊新潮は「実は3人に1人は感染済み!」だから恐れる必要はないと説く。

   新潮はさらに、中国の漢方がコロナに劇的に効き目があるとも報じている。国家中医薬管理局が今年2月に発表したところによると、中国の10省57病院で、コロナ患者701例に漢方の「清肺排毒湯」を処方したら、130例が治癒・退院し、51例は症状が消失、他も改善、悪化しなかったというのだ。

   もちろん、週刊文春がいうように、致死率3%台は「大いに恐れる数字である」ことは間違いないし、コロナに罹ると辛い後遺症が残るといわれるから、単なる風邪の一種と考えることはできない。いつもいうが、正しく恐れることだ。

ALS患者「嘱託殺人」の医師は100%悪いのか...安楽死をタブー視せずに議論しよう

   ALS患者、林優里(51)を死に至らしめた「嘱託殺人容疑」で、京都府警が大久保愉一(42)と、共犯の山本直樹(43)を逮捕した。林は、同志社大を卒業後、アメリカに留学して建築を学び、帰国後、都内の設計事務所に勤務していたが、ALSを発症してしまった。これだけの経歴を残している女性が、動けず、飲食も独りではできず、ヘルパーに24時間介護を受ける辛さは、私などが想像できるものではない。

   次第に、死を望むようになっていった彼女は、「ドクターキリコになりたい」とツイッターで発信し、安楽死をさせることを謳っていた大久保と、ツイッターのダイレクトメッセージで連絡を取り合うようになった。彼女から、合計130万円が、共犯の山本の口座に振り込まれていたという。

   週刊新潮で、20年以上も神経系の難病を患い、両足や手首から先は動かせないユーザーネームくらんけは、スイスで安楽死を受ける権利を獲得したそうだ。そのくらんけは、大久保が100%悪いとは思わないという。<「しかも、林さんは生きることに絶望していた。ふたりの気持ちを考えたら、先生を有罪にしてしまって本当にいいのでしょうか」>

   難しい問題である。新潮がいうように、安楽死をタブーにして、議論さえ封じる日本では、いずれ同じような事件が起こる可能性はある。コロナで死が身近に感じられる今こそ、安楽死について議論を始めるいい機会なのかもしれない。(文中敬称略)

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)、『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)、『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)、 『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)、『野垂れ死に ある講談社・雑誌編集者の回想』(現代書館)などがある。

姉妹サイト