きのう28日（2020年7月）、大阪府の新たな新型コロナウイルスの感染者は155人と過去最多を確認した。これを受けて吉村洋文府知事は府民に「来月（2020年8月）1日から20日まで5人以上の飲み会・会食の自粛」を求めた。なぜ5人なのか。吉村知事は、「5人以上だとクラスタ―が形成されやすいというのも基準の一つ。何か科学的根拠があるというわけではないが、数字を示さないよりは効果があると思う」と述べた。
「あくまでお願いで、個々の事例に府が介入して、お店に予約があればキャンセルしてください、というような要請をすることまではありません」ともいっている。しかし、「家族は対象外。また大騒ぎするものでないなら、結婚式の披露宴なども当てはまらない」という。
50代の男性は「5人という数字、適正だと思う」といい、20代の男性は「4人も5人も一緒で、中途半端。Go Toはやっているじゃないか。しょうもないところを制限されても」といっている。
4人はよくて5人はダメ、結婚式はＯＫって何だかわからん？
司会の羽鳥慎一「科学的根拠はないといっていますが」
白?大学の岡田晴恵教授「若い人には5人と具体的なほうがいいですよね。多人数といっても、多人数は何人？と問われますから。ただ、では4人なら（大騒ぎしても）OKということではありません」
インターパーク倉持呼吸器内科の倉持仁院長「お願いするだけで、言われた方も絶対守らなければいけないという法的な制限がないので、あくまでお願いに過ぎない。第1波の経験が生かせていないと思います」
浜田敬子（ビジネスインサイダージャパン統括編集長）「結婚式の披露宴はいい、というのは、わからないですね。何か矛盾したような基準が出てくると、じゃあ、それもいいのかと拡大解釈されるやすいところがありますよね」
玉川徹（テレビ朝日コメンテーター）「感染したくない、感染させたくない、という思いが強い僕みたいなタイプは外食すらしていません。3月（2020年）か4月にオープンなところに行っただけです。飲み会に行く人は、それじゃ4人で行こうということでそれで終わり。なんの効果もないと思います」