欽ちゃんが鉄道で全国を巡り、募金した頃が懐かしい
番組の初期の頃はよかったが、今はその精神が失われているという指摘も。
「昔の24時間テレビは、欽ちゃんが鉄道を利用して日本全国を巡り、募金した人に握手する企画をやっていましたね。チャリティー色が強く、一般視聴者のチャリティーへの意識付けという意味でも良い企画でした。しかし、歌を前面に出した頃から雲行きが怪しくなり、完全にエンターテイメント色が強くなりすぎています。マラソンなんかチャリティーとは全く無関係なのに、最後のラストスパートで盛り上げようとしています。番組の本当の使命は終わっていると感じます」
「第1回から父親に連れられて真夜中に募金に行きました。欣ちゃんや石野真子さんに握手してもらって、目を見て『ありがとう』と言われた時は、子どもながらに嬉しくて、次の日からコーラの瓶にお金ためるようになりました。父親がミーハーだったのだと思います(笑)。地球の絵がついた黄色いTシャツを買ってもらい、学校に着て行くのは誇らしかった。(ダサい女の子だと言われていたと後から知ったけど)。あの頃とは違う番組になってしまって残念です」(テレビウォッチ編集部)