「あのマスクについて、驚きのニュースが入ってきました」と国山ハセンがきょう28日(2020年7月)の朝日新聞の記事を示した。「アベノマスク」が、今後さらに8千万枚配られる予定だというのだ。全戸向けの配布が完了した2日後の6月22日に伊藤忠商事など9業者に5800万枚を追加発注したと報じた。
厚生労働省の言い分は、介護施設や保育所など向けに一人7枚が行き渡るように配る計画だといい、国山ハセンは「配る必要性について『必ずしも十分マスクが行き渡っていると言い切れない状況。布マスクを配ることで需要を抑制する効果が認められる』としています」と紙面を読み上げた。
「決めちゃったから続けます」というお役所仕事
これにキャスターの立川志らく「狂気の沙汰。総理が決断したのなら、殿ご乱心でしょうか。もっと助けてほしいところが一杯あるはず...」と呆れた。
鴻上尚史(作家・演出家)「聞いた時、どんなジョークだと思いました。スタートしたら止められないのが日本社会の特徴」
西村博之(2ちゃんねる開設者)「マスクではなくお金を渡すとか、介護の現場を助ける方法はいくらでもあると思います。決めちゃったから続けますとお役所仕事をやっているだけ。本来政治家はそれを止めるべきです」
木嶋真優(ヴァイオリニスト)「あれだけいらないと言われたのに、国民の税金で追加配布するって、どうみてもおかしくないですか」
文・ムギ