機密ファイルを抜き去る三木こそドラマのキーマンだった
脇役たちの存在感にも称賛の声が。まずは、副頭取・三笠洋一郎を演じる古田新太。
「今シリーズの半沢直樹では、一般の銀行員にはいないタイプの出演者が1人いる。古田新太さんだ。だから面白い!完全にインテリヤクザです。もう数話したらうしろにスキンヘッド・グラサンがいても違和感がありません」
「『逃げ恥』の古田さんとは大違い。すごいですよね、役者さんって」
「堺・上戸・北大路・古田...。ソフトバンクのCMジャン」
機密ファイルを抜き去る三木役の角田晃広も注目だった。
「今回の話で一番のキーマンは三木さんだったのでは?ファイルを抜くシーンが最も緊迫していた。三木さんの震える演技は見ていてこちらも焦ってしまい、汗が出てきた!ハラハラドキドキでしたねー!」
「さすが堺雅人が憧れるだけあるコント師、東京03の角ちゃんですね。よい芝居しています。小心者が一世一代の大勝負をやる感じが、ほんとドキドキしました。角ちゃんは下っ端役と謝罪の演技が、とんでもなくハマるな~!スパイラル買収計画のストーリーを引き立てる、超重要な役回り立ったね!」
もう1人の重要な脇役は、太陽証券の広重を演じた山崎銀之丞だ。
「今日は半沢に糾弾される太陽証券の広重さんのひっくり返った声の演技のほうが印象的だった。アレができるのは山崎銀之丞さんだけなんじゃないかと」
「殺陣と同じで、山崎銀之丞さんは斬られ役としては名人だと思う。あの大げさな『小物感』が素晴らしく良い。プロの俳優を見た気がします」
「待って、待って下さい!の裏返った声は、本当に迫真の演技に感じた。人間が本当にヤバく追い込まれた時、あんな感じになるんだろうなと想像した」
「私も思いました!山崎さんの鬼気迫る演技で、一気にボルテージがあがりました。やっぱりこのドラマは周りを囲む俳優さんがベテラン揃いだから深みが出て面白い」(テレビウォッチ編集部)