荒川河川敷をにぎわせた迷いシカのケープくん、引き取り先動物園でメス13頭から超モテモテ生活

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   動物園内の映像。13頭のシカが集まり、柵の先にある1カ所を見つめている。実は13頭のシカはすべてメス。その視線の先には1頭のオスジカがいた。このオスジカ、今年6月に荒川河川敷に現れて、大捕物を起こした野生ジカだった。そのため引き取り先を探していたところ、名乗りを上げたのが千葉県市原市の「市原ぞうの国・サユリワールド」だった。

   オスジカは「エスケープ(逃げる)」をもじって、「ケープくん」と名付けられたが、今、引き取り先でメスジカを騒がせるモテモテ状態になっていた。

イケメン、筋肉質、ワイルドでシャイな性格がメスをキュン死させる

   坂本小百合園長によると、「メスたちは、メーメーすごく鳴いている。声だけではなくフェロモンも出している」という。ケープくんは推定2歳だが、メスたちはすべてケープくんより年上だ。

   リポーターの野上慎平アナ「ケープくん、モテモテのようです」

   司会の羽鳥慎一「すごいですね」

   人間でいうと中学2年生くらいのケープくんがモテモテの理由を、市原ぞうの国・広報の佐々木麻衣さんと坂本園長が説明した。

   モテ理由その1は「目がキレイで、顔立ちが整っていること。それまでいたうちのシカが、ブサイクにみえてしまうほどかわいい顔をしている」という。

   モテ理由その2は「筋肉質で体格ががっちりしていること」。ケープくんは体高1.3メートル、体長1.5メートルと大柄で、野生だったため筋肉質なのだ。

   モテ理由その3は「ギャップがある性格。ワイルドな半面、シャイな面がある」そうだ。

   同園にはほかに2頭のオスがいるが、まだ生まれたばかりの1歳。自然とケープくんに注目が集まる。予定では今年9月に「お見合い」がなされる。まず、1対1で会わせて、匂いを嗅ぎ合わせる。それでカップル成立なら柵をとって一緒にする。

   弁護士の山口真由は「ワイルド大好き。マッチョなのもいい」となぜか興奮。

   野上アナによると、「シカは一夫多妻なんです。ケープくんは選びたい放題です」という。 園長おススメのメスジカは、4歳の「なっちゃん」だそうだ。

文   バルバス| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト