〈ハケンの品格/第7話〉(日本テレビ系7月29日水曜放送) 「私が人を見る眼はAIより優れています」大前春子はAIのリストラ計画を止めるプロジェクトに挑戦する

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   沈没寸前のドロ船となった大手食品商社S&Fでは、AIが打ち出したリストラ計画が進められており、リストラ候補に営業1課課長・東海林武(大泉洋)が入っていた。宮部蓮三社長(伊東四朗)からそれを知らされた営業企画課課長・里中賢介(小泉孝太郎)はショックのあまり、東海林には言えないでいる。

   その一方で、宮部社長はAIの判断に従い、里中が以前に会社の起死回生の一手として提出したS&F社直営のコンビニを作る企画を進めるよう命じた。里中は「コンビニの企画、死にもの狂いでやります」と大張り切りで、営業企画課の社員や派遣社員・大前春子(篠原涼子)たちとともにプロジェクト実現に向けて邁進する。

  • 大前春子は里中からプロポーズされるが(日本テレビの番組ホームページより)
    大前春子は里中からプロポーズされるが(日本テレビの番組ホームページより)
  • 大前春子は里中からプロポーズされるが(日本テレビの番組ホームページより)

大前のアイデアで「働くママに便利なコンビニ」が動き出す

   大前のアイデアで「子供連れや働くお母さんに便利な店」というコンセプトも固まった。「売り場と商品をどういう配置にすれば利益率が上がるか検証したい」という里中の発案で、営業事業部部長・宇野一平(塚地武雅)までも巻き込み、超小型カメラ付き眼鏡を使って他社の店舗への潜入調査を進めていく。

   しかし、好事魔多し。プロジェクトが順調に動き出した矢先、里中のPCにあったリストラ候補リストが社内に流出した。リストに自分の名前を発見した東海林は言葉を失い、候補になっている社員たちはパニックに陥った。おまけに、プロジェクトが成功すると里中が取締役に昇進するという『密約』まで発覚、リストラ候補社員は「裏切られた」とヤケを起こす騒ぎとなった。

   だが、里中はコンビニ・プロジェクトを進める一方で、「AIに勝たなきゃ誰も救えない」と苦悩していたのだ。そんな里中に大前は「私が人を見る眼はAIより優れています」と自信たっぷりに語る。どうやら大前には勝算がありそうだ。また、里中の胸中を察した東海林は、プロジェクトの失敗を願う社員に「里中課長は、俺たちのために頑張っているんだ!」といさめる。

   トラブル続きながらも、コンビニのパイロット店舗が完成し、取り扱う惣菜の品揃えも決まっていく。里中はそんな多忙の中、ある衝撃的な決意を固めていた。そして、大前に「公私ともに僕のパートナーになってください」とプロポーズしたのだが、その里中をじっと見つめる大前の返事は果たして......。(よる10時放送)

   寒山

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