「私の家政夫ナギサさん」肥後先生まで恋バトル参戦に批判の声!「四角関係はやめて」「原作のナギサは西島秀俊のイメージなのに」「多部未華子、服に着られてる感がスゴイ」

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   多部未華子が主演を務めるTBSドラマ「私の家政夫ナギサさん」の第3話が21日(2020年7月)に放送され、12.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と高視聴率をキープした。

   ヒロインの製薬会社MR相原メイ(多部)の恋路に、営業先のクリニックの医師・肥後(宮尾俊太郎)が参入するという意外な展開に、ネット上では「ええっ四角関係に!?」「ホンワカ癒されたいのに、ベタなラブはやめて!」といった反響が殺到している。

  • ナギサさんを正式の家政夫に(TBSの番組ホームページより)
    ナギサさんを正式の家政夫に(TBSの番組ホームページより)
  • ナギサさんを正式の家政夫に(TBSの番組ホームページより)

「嫌な登場人物が出ず、ホッコリと観られるドラマがありがたい」

   物語は、部屋のなかで滑ったメイを家政夫のナギサさん(大森南朋)が抱きかかえたところにメイの母、美登里(草刈民代)が現れる。「なぜオッサンの家政夫が?」といぶかる美登里に、家事が苦手だと告白するメイだが、美登里の「仕事も家事も頑張りなさい。メイならきっとできる!」という呪縛の言葉に、「今日から生まれ変わる!」と仕事と家事の両立を目指そうと奮闘する。

   しかし、うまくいかず、自分を追い込んだあげく睡眠不足とストレスによる過労で倒れてしまう。結局メイは、ナギサさんを正式に家政夫として迎え入れる。一方、ナギサさんは、美登里が「メイが自分に似て家事ができないことをショックだ」と語ると、「できるところだけじゃなくて、できないところも見てください」とアドバイスする...という展開だった。

   ネット上では、そんなナギサさんの言葉に癒されるという絶賛の声であふれている。

   「『頑張るのはいいですが、体を壊しては元も子もありません』『私ではなく、 お母さんが側にいるべきです』。ナギサさんに改めて言われて、じーんときました。薄口のおじやを食べるメイさんと、それを見守るお母さん、良かった。下手でも お母さんの作った料理っていいんだね。ちょっと安心しちゃった」

   「ナギサさんのほうがよっぽどメイちゃんのお母さんになってほしい」

「原作のナギサは西島秀俊、玉木宏、竹野内豊、沢村一樹が合う」

   「ナギサさんは情のある方だから仕事と割り切りながらもメイちゃんの事が気掛かりな様子。そんなナギサさんが返っていじらしく、微笑ましくもあります。頑張りすぎるメイちゃんに頼れる存在が出来て良いね。これからの展開がとても楽しみです」

   「こういうご時世なので、ホッコリして、嫌な登場人物も出ず、肩の力を抜いて観られるドラマがありがたい。特に大森南朋さんには癒されますね。一人暮らしの女性宅に男性の家政夫がいるという不自然な設定も、大森さんの安心感があるから違和感なく受け入れられます」

   一方、原作の漫画ファンからは大森南朋のナギサさんは違和感があるという声が多かった。西島秀俊あたりがピッタリくるというのだ。

   「原作ファンからは西島秀俊さんを推す声が多かったそうですが、西島さんだと『おじさん』と呼ぶのは抵抗あるし、帰ってきた時に家にいたらドキドキしそう(笑)」

   「西島秀俊だったら、もし恋愛に発展しても納得できる。確かに家にいたらドキドキして落ち着かないし、汚い部屋を見られたくないから自分でキレイにしそう。正直、大森南朋だと恋愛対象にはならないだろうな。やはり気の利くやさしい『おじさん』か『お母さん』のイメージ。でも、西島秀俊の方が大森南朋より1歳年上なのにビックリ!」

   「ナギサさんが、もう少しイケメンだったらよかったかな~。原作のイメージなら、玉木宏さん、竹野内豊さん、沢村一樹さんとか。大森さんも好きですが、漫画のナギサさんは本来もっと素敵なのに...なんかこの役は合ってない気がします」

「草刈民代のお母さん、私の母親にそっくりで辛いです」

   

草刈民代の母親も、2人の娘を育てた割に家事が出来なすぎると批判の声が。

   「お母さん、最初は自分の思い込みを押し付ける難物かと思ったら、意外に物分かり良くて、おまけに天然っぽくて良かった。お母さんも、なんだかんだ言って素直でいい人。みんないい人だから、安らぐわ~」

   「仮にも何十年も専業主婦やっていて、アレはひどすぎでは?昔からいつも醤油をかけていたって、料理の味付けってそんなに難しいものかな? 家事が苦手でも、娘が熱を出した時にどうしたら良いかわからないってあり得ない」

   「あのお母さん、私の母親にそっくりで辛いです(汗)。頑張れ、出来るべき、って常に言われた。学生の頃なんて頑張る時期に彼氏なんか認めないと脅され、それなのに30歳前になったら急に良い人との結婚を!と言われ、矛盾炸裂。ドラマのお母さんのほうが、愛情があってチャーミングか」

   「お母さんの呪い。わかるなぁと思って泣けました。誰も悪くないし、お母さんが嫌いなわけではないけど、価値観を押し付けられたり変に期待されたり、しんどいなって人には見てほしいドラマです」

「多部未華子さんのバッグやリング、イヤリングの小物がステキ」

一方で、多部未華子の奇抜なファッションには賛否両論が起こっている。

   「多部未華子さんのファッションがいつもステキですね。バッグやリング、イヤリングなどの小物も注目しています」

   「メイの服装とヘアスタイルの組み合わせを見て、すごく楽しんでいます。昔、キョンシーズのテンテン(編集部注:1987年に日本で公開されて大ヒットした台湾制作のアクションコメディー『幽幻道士キョンシーズ』のヒロインの少女)が好きで、テンテンのチャイナ服とか法師の服との髪型と髪飾りの組み合わせが凄く可愛くて、テンテンばっかり見て髪型は真似したりした(年齢がばれますね)。なぜかその時の気持ちを思い出しました。このドラマでメイのお洒落の七変化を楽しみたいと思います」

   「多部未華子ちゃん、ドラマの中では何か服に着られている感がすごい。巻いているスカーフが包帯っぽく見えたり、縦ラインを強調し過ぎていたり。袖が膨らみ過ぎている服だけが気になってしまう。あんまり背が高い方じゃないから、もうちょっと全体のボリューム下げた方が似合うと思いますよ」

   「自分に自信なければ、ちょっと着るのに勇気がいるような奇抜な服装・コーデイネートや、仕事に燃えていて天然的に恋心に鈍いキャラ、でも周りの男たちにモテて、びっくりキョトン顔ですぐ見つめ合うぶりっこぶりが、何か『はじ恋』の深田恭子さん2代目を目指しているよーに見える。深田恭子さんが演じてきたキャラの若手後継者にしたいのかなあと思ってしまう。毎回見てしまう魅力のあるドラマです」

「最後にこのオジサンと若い娘が恋愛関係になるとしたら、キモいです」

   さて、今後のドラマの展開はどうなるのか。医師の肥後センセイの参入でベタな恋愛劇に発展するのか? 三角・四角の多角形関係は勘弁、という声が多いが。

   「MR田所(瀬戸康史)とドクター肥後(宮尾俊太郎)の恋のバトルにでも発展するの? かんべんしてほしい。『恋つづ』のときも主人公に3人もの男が言いよってきて、腹いっぱい、うんざりと大不評を買っていたっけ」

   「多部ちゃんが可愛いのは分かるけど、瀬戸君もゴードン君も、あのお医者さんも結局多部ちゃんのこと好きになるのだろうなと思うと、なんかつまんない。普通に考えて、同じように仕事しながら家事や料理を頑張っている高橋メアリージュンの方がいいお嫁さんになりそうなのに」

   そこにナギサさんがどうからんでくるのだろうか。

   「えっ、おじさんのナギサさんと恋愛関係になるのですか?それは世の中のおじさんが勘違いするからやめたほうがいいね。こんな感じでホッコリのままお願いします。でも最後はこのおじさんと若い娘が恋愛関係になるとしたら、キモいんですけど」

   原作を知る人からこんな声が。

   「原作は知る人ぞ知る良作。ドラマ化を企画した制作スタッフに拍手ですね。今の時代の女性のニーズをよく理解していると思う。大ヒットの予感。原作のナギサさんは、無口で、無愛想で、見た目も強面なのだけれど、真逆のキャラクター設定にしているところが上手くマッチしているし、何と言っても大森南朋が絶妙すぎる。原作通りの展開なら、ナギサさんと大森南朋の人気が大フィーバーするだろう(笑)。とりあえずナギサさんの過去で超泣けるし、ハッピーエンドで、誰もがモヤモヤしない終わり方だったので、ドラマの展開が楽しみです」(テレビウォッチ編集部)

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