亭主・進次郎 少しは滝クリを叱れよ!環境省あげての「減らそうレジ袋」キャンペーン中なのにエコバッグ持たずに買い物

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   週刊新潮に小泉進次郎の妻・滝川クリステルが子どもを抱えながら、スーパーの有料レジ袋を持っている写真が載っている。亭主は環境大臣で、7月1日(2020年)からレジ袋有料化を始め、「みんなで減らそうレジ袋チャレンジ」を展開している。その大臣のカミさんがレジ袋をぶら下げて堂々とご帰還では、下々に示しがつかないだろう。

  • 小泉新次郎・滝川クリステル夫婦
    小泉新次郎・滝川クリステル夫婦
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滝クリはたまたまスーパーに立ち寄ったためエコバックを持っていなかったといい訳

   週刊新潮に対して滝クリは、あの日はスーパーに行く予定がなかったが、たまたま立ち寄ったためにエコバックを持っていなかったといい訳している。エコバックというのは、"そういう時" のために常に携帯しておくべきものではないのか。こういう何でもない一瞬に、その人間の本性が出るものである。亭主はニヤニヤしてないで、少しは????れよ!

   新潮は毎号、小池都知事批判をやっているが、読む側はいささか飽きてきた。前の都知事の舛添要一が言っているように、「社会の風を読み、(東京五輪が=筆者注)中止の流れになれば"被害が拡大しないように私がイニシアチブをとって中止する"と言い、開催の流れになれば、"私が踏ん張って開催にこぎつける"と言う。どんな結論になろうと、"私はみんなのために頑張った"とアピールすると思いますよ」。新潮のいうように、「自分を輝かせたいだけ」なのだ。こんな人物に都知事選で330万票も入れたのは、最大の間違いだったと私は考える。

   安倍昭恵を、近畿財務局の役人で、上から森友学園の文書を書き換えさせられ、自殺した赤木俊夫の遺書をスクープした相澤冬樹が直撃している。先週ここで紹介したように、赤木の妻・雅子が送ったLINEに、昭恵は「いつかお焼香に伺いたい」と返事をした。その後、何の連絡もなくなってしまった。

   そこで相澤が、7月17日、ホテルニューオータニで行われる子どもの絵画展に行くことをつかみ、終わって出てきたところを直撃したのである。それも、昭恵の本と雅子が書いた本を2冊持ち、昭恵の本にサインをしてもらえないかと声を掛ける。昭恵は「あ、いいですよ」と気軽に応じて、「安倍昭恵」と書いてくれた。

   ここからが相澤のいいところ。昭恵の本の帯に「自分の心にまっすぐに」とあるので、この言葉を書いてもらえないかと頼み、これも嫌な顔をせずに書いてくれた。「知り合いの女性にこの本を贈りものにしたい」ので、その女性の名前も書いてくれないかといい、昭恵がいいですよというと、「赤木雅子さんです」と切り出す。

   <「その瞬間、昭恵さんの顔色がさっと変わり、表情が凍り付いた。映画のワンシーンのようだった」(相澤)>。そして、「あ、ちょっとそれはごめんなさい」といって出口に足早に歩き出し、相澤が追おうとすると、お付きの女性に阻まれたが、雅子が送った本は「頂いてます」と認めた。

   この一部始終を聞いた雅子は、こんな感慨を漏らす。<「昭恵さんは本当に白いんじゃないかな」>。甘い! これだから素人は困る。昭恵と亭主の安倍の数々の疑惑は、徹底的に暴いていかなくてはいけない。その第一歩が、雅子の国を相手取った訴訟なのだ。情に流されず、晴らすのだ、夫の無念を!

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)、『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)、『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)、 『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)、『野垂れ死に ある講談社・雑誌編集者の回想』(現代書館)などがある。

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