きょう23日(2020年7月)からの4連休を前に、東京都の小池百合子知事はきのう「外出をできるだけ控えて」の呼びかけたが、これに反発や戸惑いが広がった。小池知事は「繁華街での複数の会食は、ガイドラインを守らない店は避けて」と語った。品川・戸越銀座の中華料理店主は「飲食店を頭からつぶしにかかっている。許せない」と怒る。そこまでのことは言っているようには聞こえないが、政府のGo Toトラベルなどに振り回されてイライラが募っているようだ。
はとバス社内では、「あれ? どういう意味」と困惑の声があがった。緊急事態宣言の解除後も客はほとんど戻らず、この4連休にかけていたとからだ。「もっと強烈に自粛を要請するならわかるけど、できるだけ控えてではねえ」と丸投げされた気分なのだ。
新宿バスターミナルには行列「予約取ってるので」
4連休中に祭典「TIF」(トウキョウ・アイドル・フェスティバル)の出場決定戦を控えたグループも、不安にかられた。「桃色革命」のメンバーは「感染対策をと言われても、(フェイスシールドやビニール越しの写真撮影など)これ以上何があるのかなあ」と首をひねった。気持ちをパネルに書いてもらうと、「とまどいクラスター」と出た。
新宿のバスターミナルは行列ができていた。「予約をとったので、感染対策をして出かける」という客が多かった。
キャスターの立川志らく「知事が歯切れ悪いというが、補償するカネがない。自由に出かけてといったら感染が広がる。仕方ない面もありますよ。だた、言うのが遅かったなあ」
中島健太(画家)「なにを言っても、外出(気分)はおさまっていないです」
小林麻耶(TBS元アナウンサー)「私は結婚記念日にジブリ映画を観たかったけど、知事会見で予定を変えました。家にいます」