又吉直樹の脚本「不要不急の銀河」本編よりメイキングが面白い?コロナ禍の収録現場ドキュメント&ドラマの2部構成

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   新型コロナウイルスの蔓延防止のためストップしていたテレビのドラマの収録は、6月(2020年)から再開されているが、今でも現場はマスク・フェイスシールドを着用して、出演者は本番の時だけ外す。1シーン撮るたびにセットやマイクを消毒し、スタジオ内をすっかり換気する。そのため、収録には普段の1・5倍も時間や労力がかかるという。

  • 「不要不急の銀河」(NHKの番組ホームページより)
    「不要不急の銀河」(NHKの番組ホームページより)
  • 「不要不急の銀河」(NHKの番組ホームページより)

感染専門家も立ちあって撮影

   そんな収録現場のドキュメンタリーとそこで制作されたドラマの2部構成の番組が、あす23日(2020年)放送のNHK総合「不要不急の銀河」(よる7時30分)だ。又吉直樹のオリジナル脚本で、コロナ自粛騒動真っ最中の5月上旬、客が来なくなったスナックを続けるかどうかで夫婦はもめ、息子はそんなことより気になるのは彼女のことばかり...というホームドラマである。リリー・フランキー 夏帆 片桐はいり 小林勝也 鈴木福らが出演している。

   新型コロナをさっそく取り上げた物語は楽しみだが、さらに興味深いのはドラマの収録現場をドキュメントで記録し、それを第1部として放送することだ。感染防止対策に細心の注意を払いながら、セットが作られ、リハーサルが繰り返され、本番が撮影されていく。

   感染症が専門の大学教授なども立ちあって細かくアドバイスをするなど、普段はちょっとないメイキング映像になっている。録画しておいて、収録シーンが本編ではどう使われたのかなど、見比べるのも楽しいかもしれない。(テレビウォッチ編集部)

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