「スッキリ」では、そうめん研究科のソーメン二郎さんが厳選した逸品そうめん4品を紹介した。さらに、安いそうめんをワンランク上の味にする裏技、室町時代の貴族気分を味わえるスペシャルレシピも伝授してもらった。
1品目は3メートル20センチという長さを誇る、愛知県の間杉手延製麺所「和泉手延べ長そうめん」。布川隼汰リポーターが「すごい、跳ね返ってくる感じ」と驚くほどのモチモチ感は、乾燥させた麺を湿度の高い部屋で半生状態に戻しているからだそうだ。
2品目は日本で最も古いと言われる奈良県の製麺所、三輪山本の「白龍」。直径0.6ミリと、通常のそうめんの半分ほどの細さだ。「歯ごたえと、のど越しがちょうどいい」と布川リポーターが絶賛する。
お次は奈良県の三輪山勝製麺「一筋縄」。油の代わりに吉野葛(くず)が入っているので酸化しにくく、小麦粉の香りや小麦本来の甘さも感じられる。ツルツルの喉こしも葛のコーティングのおかげだ。
ゆでるときに〇〇? お湯に入れるだけでコシが出る
4品目は司会の加藤浩次が「気になる!」という、香川県小豆島の「オリーブ素麺」。オリーブの実が入っているので緑色。油返しにもオリーブオイルを使っている。チーズと塩、オリーブオイルをかけて食べると冷製パスタのようで見た目もオシャレ。
どんなそうめんでもワンランクアップできる裏技とは?
まず、お湯に梅干し1つを投入し、麺を入れる。クエン酸の効果でコシが出るそうだ。また、茹でるときは混ぜ過ぎず、対流にまかせること。そして、ゆであがった?は、マイナス5度くらいの氷水で洗い、水気を切ったら、お皿に盛る。氷水に浸したままにするのは厳禁。麺が伸び、水のカルキ臭もうつってしまう。
ソーメン二郎さんが、室町時代の食べ方を現代風にアレンジしたレシピをご紹介。材料は、ゴマドレッシング(大さじ3)、酢(小さじ1)、梅肉(少々)、ニンニク(少々)、からし(少々)、クルミ(2粒砕く)。クルミ以外を混ぜ合わせ、そうめんと絡み合わせ、最後にクルミをトッピングする。
「うまい!これ、おもったよりスパイシーで、食欲をそそります」と感動する布川リポーターに「気分は貴族でしょ?そうめんでおじゃる」とソーメン二郎さんが一言。