三浦春馬さん事務所のコメントに違和感あり!の声「キレイごと過ぎる」「仕事の詰め込みが完ぺき主義の彼を追い込んだのでは?」「芸能界も働き方改革を!」

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   18日(2020年7月)に亡くなった三浦春馬さん(享年30)の所属事務所「アミューズ」は7月20日、公式サイトにコメントを掲載。三浦さんの葬儀について、親族とも相談の上、密葬で行われたと発表した。

   また、同時にマスコミに対して家族への取材など、報道の自粛を訴えている。ネット上ではこのコメントに対して、「実家に押し掛けるメディアの行為は言語道断」という声ともに、「三浦さんに仕事を詰め込み過ぎた事務所も反省すべきではないのか」といった声も出ている。

  • 三浦春馬さん(2008年撮影)
    三浦春馬さん(2008年撮影)
  • 三浦春馬さん(2008年撮影)

「本当に眩しく輝いていた彼の魂は輝き続ける」

   「アミューズ」が発表したコメントの全文は以下のとおりだ。

   《ファンの皆さま、関係各位

   これまで三浦春馬を応援してくださった皆さまにご報告させていただきます。 2020年7月18日午後2時10分、三浦春馬 (享年30歳)が、都内の病院で亡くなりました。

   中学生の頃から16年という長きにわたって共に夢を語り、歩んできた大切な仲間のあまりにも突然の訃報に接し、弊社所属アーティスト、スタッフ共に、悲しみという感情を超えて茫然自失としており、悔やんでも悔やみきれないという思いです。

   彼の役者として仕事と向き合う姿勢は勿論、普段から誠実でチャーミングな人柄は、多くのファンの皆さま、社内外の多くのアーティスト、スタッフからも愛されておりました。

   一つ一つの作品に向かうエネルギーによって、本当に眩しく輝いていた彼の魂は、これまでの多くの作品と、それを受け取った全ての方の心の中で、決して失われることなく輝き続けることと思います。

   いまだ信じがたく受け入れがたい気持ちであり、深い悲しみの中におりますが、三浦春馬は今後もアミューズのアーティストであり、私たちのかけがえのない仲間であることに変わりはありません。

   葬儀につきましては、ご親族の方とも相談の上、すでに密葬というかたちで執り行わせていただきました。何卒、ご理解いただけますようお願い致します。

   これまでお世話になりました関係者の皆さま、応援してくださったファンの皆さまにつきましては、新型コロナウイルスの感染予防にも配慮した上で時期を考慮し、お別れできる機会を別途、設けさせていただければと考えております。詳細につきましては、後日ご案内させていただきますので、いましばらくお待ちください。

   尚、マスコミの皆さまにおかれましては、ご親族への取材や、憶測での記事掲載などはご遠慮くださいますよう、切にお願い申し上げます。》

「土浦の実家に押しかけるメディアの行為は信じられない」

   これに対して、ネット上ではこんな声があふれている。

   「この事務所のコメントは最後の2行が言いたいのだと思います。マスコミの方々は、亡くなった翌日には土浦の農家の実家に押しかけています。信じられません。そういうことはやめてあげてください。普通、そういうことをされたらどう思うかくらい、いい歳をした大人なのだから、わかると思いますが。だからマスゴミといわれるのですよ」

   「住んでいたマンションに献花に行くファンが多いと、美談のように書いていたところがありますが、どうかと思いますよ。マンションには他に住人もいて、コロナ下の中、出入り口に不特定多数の方が集まるのはいかがなものかと思います。そして、そのお花やお供え物は誰が片付けるのですか? マンションの管理組合やアミューズの方でしょうか? 気持ちは有り難いとはいえ、実際いろんな配慮がいると思います。今は特に、三浦さんを慕う人それぞれが、それぞれの場所で思い、祈ればいいのではないでしょうか」

   事務所に対して、「三浦さんに仕事を入れ過ぎていたのではないか」と疑問を呈する声も多かった。

   「事務所はきれいごとのコメントを発表しているけど、仕事入れすぎだよ。本当に入れすぎ。これだけ国民から愛されている俳優、なかなかいないよ。めちゃくちゃファンって訳じゃないのに、辛くて、眠れなくて、空眺めて、三浦春馬くんの事を考えている。本当に悲しすぎる」

   「彼が求めて次々と仕事していた訳じゃなさそうですよね。休みたくても休めない、でも仕事するからには完璧にしなければという方みたいだったし。毎日が限界を超えて辛い日々だったのだろうと思います。もう何を悔やんでも彼は戻ってこない。悲しい。もう一度あの笑顔が見たいです」

   「本当にそう思います。今年はミュージカル(途中で中止になったけど)、ドラマ、それが終わればまた12月にミュージカル。それぞれ準備や稽古がいるだろうし、役柄も違う。聞いただけでも大変そうって思ってしまう。休日があっても次の仕事の準備等に充てたりして、ゆっくり休めないと思いました」

「番宣に出ていた三浦さんはもうギリギリに見えていた」

   「仕事詰め込み過ぎですよ。映画に、舞台に、同時期にドラマ2本の撮影が入り、それが終わればすぐミュージカル。必死でセリフを覚えて、身を削りながら演技して。さらにCD出して、歌って、SNS更新。番宣、映画宣伝、バラエティーに出て、プライベートでは週刊誌に追われて...。いつ本当の自分に戻れるのですか」

    「事務所がどのように春馬さんに接していたのか、少し疑問に思ってしまいます。Weiboで話題になったイギリス留学時代のルームメイトの中国人の証言には『留学なんて意味ないと事務所から電話で言われたと、春馬は泣いていた』とあります。この真偽はわかりませんが、とにかく芸能界は1度タレントさんの扱いなどを見直す時期なのでは。働き方改革を取り入れたらいかがですか」

   「インスタライブを見てから9月の番宣をみたら、明らかにやつれていて、お話されている様子も『大丈夫かな? 平素と変わらなく見えているかな?』と確認しながらしているように見えて、もうギリギリだったと思いました。あれで身内の事務所の人が、全く気がつかないのはおかしい。彼が演じたものは生と死を扱うものが多かったし、しかも色々掛け持ちをして、想像を絶するくらい頑張ってきたのだと思う。働かせすぎですよ。それと、事務所が本当に春馬くんを尊重する気持ちがあるのなら、もうインスタを消さないで!消した分を元に戻してほしいです」

「自分の自殺が原因で誰かが悪者になることを彼は望んでいない」

   こんな指摘もあった。

   「去年か一昨年のFNS歌謡祭で、郷ひろみと一緒に歌唱しているのを見て、えっ、この子こんなに歌上手いの?と驚くと同時に、演技しているときとはまるで違う、何だろう、相手に合わせて完璧に歌う姿を見て、こんな分野にまで力を入れているんだ、大丈夫なのかな?と思ったのを覚えています。今思えば、ミュージカルの女装もそうだし、とにかく何をするにも完璧でした。たくさん、たくさん、努力したのでしょうね。それで私たちはどれだけの人が感動したり、元気を貰えたりしたことか。でもその完璧さが、ご本人を苦しませていたなんて」

   最後にこんな意見を。

   「彼の本心は誰にもわからないですよ。彼の素晴らしい人となりを考えると、自分の自殺が原因で誰かが悪者になることを、彼は望んでいるのでしょうか。全ては結果論だと思います。本当に過密スケジュールだったかはマネージャーさんくらいのレベルでないと分からないし、今回はコロナもあって中止になった仕事が一気に舞い込んだだけという可能性もあります。また病む原因は人それぞれ、逆に仕事が減ることにストレスを感じて病む人もいます。今の時期はみんなが前代未聞のことに晒されて、疲弊しています。バッシングになれば、また誰かの命を奪う可能性もあります。芸能事務所の労働基準法については別の機関が調査することは賛成ですが、一般人が憶測で誰かを責めるのは違うと思います」(テレビウォッチ編集部)

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