「自分の自殺が原因で誰かが悪者になることを彼は望んでいない」
こんな指摘もあった。
「去年か一昨年のFNS歌謡祭で、郷ひろみと一緒に歌唱しているのを見て、えっ、この子こんなに歌上手いの?と驚くと同時に、演技しているときとはまるで違う、何だろう、相手に合わせて完璧に歌う姿を見て、こんな分野にまで力を入れているんだ、大丈夫なのかな?と思ったのを覚えています。今思えば、ミュージカルの女装もそうだし、とにかく何をするにも完璧でした。たくさん、たくさん、努力したのでしょうね。それで私たちはどれだけの人が感動したり、元気を貰えたりしたことか。でもその完璧さが、ご本人を苦しませていたなんて」
最後にこんな意見を。
「彼の本心は誰にもわからないですよ。彼の素晴らしい人となりを考えると、自分の自殺が原因で誰かが悪者になることを、彼は望んでいるのでしょうか。全ては結果論だと思います。本当に過密スケジュールだったかはマネージャーさんくらいのレベルでないと分からないし、今回はコロナもあって中止になった仕事が一気に舞い込んだだけという可能性もあります。また病む原因は人それぞれ、逆に仕事が減ることにストレスを感じて病む人もいます。今の時期はみんなが前代未聞のことに晒されて、疲弊しています。バッシングになれば、また誰かの命を奪う可能性もあります。芸能事務所の労働基準法については別の機関が調査することは賛成ですが、一般人が憶測で誰かを責めるのは違うと思います」(テレビウォッチ編集部)