大迷惑ユーチューバーがまきちらした感染者が11人に 加藤浩次「テレビでやらない方がいい」と言いつつなぜやるの?

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   スッキリでは迷惑系ユーチューバー「へずまりゅう」のコロナ感染拡大騒動を取り上げた。司会の加藤浩次は「我々がこうやってテレビで流しちゃうと、本人を喜ばせてしまうのではないか。やらない方がいいと思う」と不快感丸出しだ。

   ことし(2020年)5月に愛知県内のスーパーで会計前の魚の切り身を食べた動画を撮影し、7月11日に窃盗の疑いで逮捕された「へずまりゅう」を名乗る男(29)。逮捕後に新型コロナの感染が発覚したが、9日から逮捕までの3日間、咳の症状がありながらも東京、静岡、広島、山口などに滞在し、マスクをせずに大勢の人と接触していた。これまでに男関連の感染者は少なくとも11人に上っている。

   3人の感染が確認された山口県の村岡嗣政知事は「とても信じられない。一体なんてことをしてくれるんだ!」と怒り心頭だ。県には「接触したかもしれない」とという相談が700件以上寄せられている。

激しくせき込み「コロナ」とつぶやく動画も配信

   感染した3人は、10日夜に男が食事をした飲食店で感染したと見られる。男はこの店でマスクをせずに大声で騒いでいた。その飲部屋から配信させたと思われる動画には、激しくせき込み、「コロナ」とつぶやく姿がうつっていた。

   男は10日、山口県内で5つの市を点々としていた。投稿画像に写っていた湯野温泉の宿泊施設では、男の感染が発表されてから来客数が激減した。「地域住民の憩いの場を奪い取ったわけですから、かなりの怒りがあります」と施設の支配人は話す。

   キャスターの近藤春菜「不快でしかない。有名になることが目的だと思うので、これで有名になるのが悔しいです」

   橋本五郎(読売新聞特別編集委員)「言語道断です。こういうのは厳罰に処さないとだめですよ。まねる人も出てきますからね」

   加藤「僕はこういうのはテレビで流さない方がいいと思います」

※(注)テレビウォッチ編集部ではトンデモ男の売名行為に加担したくないため、実名を伏せました。

文   ピノコ| 似顔絵 池田マコト
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