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3歳の娘を8日間も放置して「餓死」させた母親に同情は禁物だ

   3歳の娘を、男に会いたいだけで、家に8日間も放置して「餓死」させた母親、梯(かけはし)沙希(24)に同情する余地なんか全くない。新潮、文春も、沙希が子どもの頃、母親から凄まじい暴行を受け、児童養護施設に入れられていたと報じているが、どんな過去があろうと、いたいけな子どもを8日間もほっておいて死なせるなど、非道というしかない。

   新潮は、「なぜ彼女は『悲劇の連鎖』を断ち切れなかったのか」というが、自分がひどいDVを受けたからといって、子どもを餓死させる親などいない。他人には、子どもを可愛がっているように見えたそうだが、見せかけの愛情だったのだろう。コロナ禍で気が滅入っているのに、この記事を読んで、どん底へ突き落された気がした。どんな出来の悪いガキでも、殺してはいかん。(文中敬称略)

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)、『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)、『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)、 『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)、『野垂れ死に ある講談社・雑誌編集者の回想』(現代書館)などがある。

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