堺雅人(46)主演のTBS系ドラマ「半沢直樹」の7年ぶり続編が19日(2020年7月)にスタートするのを前に、前シリーズの「特別総集編」後編が7月12日に放送され、平均視聴率が14・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。
下手な新作ドラマも顔負けの高視聴率を叩き出し、新シリーズへ弾みをつけた形だ。ネット上では「さすが半沢直樹はストーリーを知っていても面白い」「大和田常務(香川照之)に土下座させるシーンでは震えがきた!」を興奮の声が殺到した。こんな称賛の声があふれている。
大和田「やれるもんならやってみな!」の憎たらしさにハマった
「演者の熱量が半端ない。ストーリーの良さはもちろんだけど。再放送なのに、内容が分かっているのに釘付けになった。近藤が半沢を裏切ったあと、2人が剣道をするシーン『生きるって大変だよな』のセリフは、胸を打つ...。ここは端折らずに、もっと詳しく放送して欲しかったシーンでした」
「同感だ。大半の人は半沢みたいな『分かってくれる』同期もいない中、近藤のように生きていく。半沢のあり得ないヒーローぶりは近藤というリアリティーある存在があってこそ、心を揺さぶるのだろう。新シリーズもとても楽しみ」
「当時の視聴率40%を記録したすごいドラマ。総集編で2度みても面白かった。欲を言うなら、凝縮しすぎてカットされた部分があり、駆け足になっていた。3時間~4時間放送して欲しかったが」
「半沢直樹はドラマ史に残る最高傑作。堺雅人さんは、相当頭が良いと言うか人間的にも深いのでしょうね。演技力、洞察眼が素晴らしい。香川さんのパワーといい、出演者の迫力が素晴らしい。再放送でしたが、完全に半沢ワールドに引き込まれました」