大相撲の中川部屋が閉鎖される見込みだという。親方(元旭里)のパワハラが理由だ。日刊スポーツの記事として伝えたところによると、日常的に弟子に殴る蹴るの暴行を加えたり、人格を否定する暴言を浴びせたりしていたという。弟子がその様子を録音し、日本相撲協会に提出していた。
若林育子アナ「先月(2020年6月)、弟子の訴えを受けて、コンプライアンス委員会が弟子や親方から聴取しました。2月にも別の弟子から委員会に訴えがあり、パワハラは日常的にやられていたと判断されるようです」
相撲協会は「師匠の資格なし」と判断し、部屋は閉鎖されるとみられる。
相撲協会の責任問題にはならないのが不思議
中川親方は関係者に「手は出していない」と話しているようだが、処分が出る前に早々と退職届を出し、神奈川県川崎市にある部屋は「静まり返っています」(鷹取宏一リポーター)
中川親方と現役時代に同じ土俵に上ったことのある元幕内力士の大至さんは、「弟弟子や付き人を指導するとかはあまり見たことはなかったですね。弟子を預かるという大切な師匠の役割ができるのかなという思いは、正直ありました」と話した。
キャスターの立川志らく「どうして、またやるかなあ。(不祥事続きの大相撲なのだから)すぐ問題になるとわかりそうなものだよ」
山田ルイ53世(「髭男爵」)「親分を処分するわけだけど、その上の協会の方々の責任問題にはならないのが不思議です」
伊沢拓司(WEBメディア運営会社代表)「どこかで止めなくちゃいけないということで、コンプライアンス委員会という外の血を入れることになったのだけれど、協会そのものに(外の血)入れていかないと、連鎖は止まらないですよね」