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「テラスハウス」共演者が明かした目に余るやらせ!遠藤龍之介社長 このままだんまりでいいのか

   次は、「テラスハウス」に出演していた木村花が自殺した問題。フジテレビの対応がおかしいと、花の母親・響子だけではなく、彼女と共演していた小林快も、スタッフからの「やらせ」はあったと証言している。<「"やらせ"指示は、大体、密室で行われました。他のメンバーがいない部屋に呼ばれて番組スタッフ五人に囲まれる。そこでメンバーとの関係を聞かれながら指示が出るんです。プレッシャーを感じるし、キツかった。僕は『やりたくない』って断れたけど、花とか断れない女の子は多かったはず。彼らは御しやすい人たちに無理強いしていたんだと思います」>

   ここまで証言されたら、フジテレビの遠藤龍之介社長は、潔く「やらせ」を認めたほうがいい。だいいち、まったくやらせのない番組などあるはずはない。それをないといい張るのは、視聴者に対する背信行為である。

   週刊ポストから1本。新型コロナウイルスに光明をもたらすかもしれないといわれているのが、アメリカ医療大手のギリアド・サイエンシズが開発した「レムデシビル」だそうだ。だが、注目を集めたのは効能ではなく、その値段だった。1回の治療にかかる6本分は、日本円でおよそ25万円。アメリカは入院期間が4日間短縮されるなら、100万円が75万円ですむと考える裕福な人間も多くいる。

   日本でもすでに医療現場で使われ始めている「レムデシビル」は、コロナが指定感染症になっているため、患者は無償で受けることができる。現時点では、アメリカと同じ価格になるかどうかはわからないようだが、<患者の自己負担はゼロだが、公的医療保険の財政は圧迫される>(週刊ポスト)

   ゆくゆくは健康保険料引き上げなど、国民の負担増につながると心配しているが、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が今年1月から3月で、株の運用で約18兆円の赤字になった。われわれの年金を、まるでてめえの手銭のように注ぎ込み、巨額な損失を出しても、ひと言の詫びもない。それから見れば、こんなカネははした金だ。

   それに、週刊現代によれば、安倍政権は「預金封鎖」をして、ここまで使ったコロナ対策費などを一気に取り戻そうと考えているというのだから、もし効果があるのなら、ジャンジャン「レムデシビル」を使ってもらおうじゃないか。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)、『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)、『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)、 『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)、『野垂れ死に ある講談社・雑誌編集者の回想』(現代書館)などがある。

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