熊本豪雨22人死亡!毎年起こる災害に橋本徹は「危険な地域に住まわせない対策が必要だ」というが...

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   熊本県南部を襲った集中豪雨は、6日(2020年7月)朝までに22人が死亡する大きな被害をもたらした。球磨川(くまがわ)が氾濫、特に被害がひどかった球磨村や人吉市の現地からのリポートは、大震災にも匹敵する規模の甚大な被害を伝える。

   浸水でめちゃくちゃになった豆腐店の店主は「仕事やめます。コロナで傾いているところにこれ。もう萎えてしまって」とうなだれた。

「危険地域を設定し、補償を出して移転させるべき」

   キャスターの立川志らく「毎年毎年、災害が起きているのに、対策はどうなのかとひっかかる」

   リモート出演した元大阪府知事の橋下徹は「これからの災害対策は、危険な地域に住まない、住まわせないという方向性がある。土地の所有権の問題とか、地域への愛着とかでなかなかできないが、ようやく日本の災害対策もそういう流れになりつつあります」

   志らく「山のそばに住むのは怖いね、と都会の人はそう思う。住まわせないというのも国の対策としてあるかもしれません」

   橋下「危険地域を設定して、移転した場合にはきっちりと補償を出すという、コロナの時もそうだが、きちんと補償するやり方で誘導をかけていくのがいい」

   気象予報士の根本美緒が「集中豪雨は現在進行形です」と、引き続き警戒するよう注意を呼び掛けた。「北と南にある高気圧により、梅雨前線が列島にピタッと止まって動けなくなっています」

   同じ場所に風が集まって線状降水帯が発生し、特に九州南部に3日間で400ミリを超える集中豪雨となったという。

   根本は「8日明け方まで九州、四国、東海地方などで引き続き警戒が必要です」と訴え、土砂災害や洪水の危険度が一目でわかる気象庁ホームページの「危険度分布」をチェックするよう促した。

文・ムギ

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