レジ袋は10円でも100円でもいいと思う。どうしても必要なら買えばいい
7月1日から、スーパーやコンビニでのレジ袋が完全有料化になった。小泉進次郎は「地球規模の問題を解決する」と鼻息は荒いようだが、なんで今頃と思わざるを得ない。
私は、レジ袋は10円でも100円でもいいと思う。どうしても必要なら買えばいい。だが、プラごみ全体の中でレジ袋など所詮些末な話である。
文春で消費者問題研究所の垣田達哉がこう語る。
「レジ袋はプラごみ全体の2%程度とされ、プラごみの量に影響はほぼありません。そのため、環境省とともにレジ袋有料化を促進している経産省は、今回の目的を『消費者のライフスタイル変革』とホームページで説明しています」
小さなことから大きな問題を考えさせるという意義はわかるが、レジ袋は日本の小さな企業が作り出した世界的な発明である。
木を見て森を見ない、いかにも日本的な小手先の弥縫策(びほうさく)だと思う。