新型コロナと熱中症、初期症状が似ているので要注意!重症化して命の危険が高いのは熱中症の方だぞ

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   新型コロナウイルスの新たな感染者が、きのう1日(2020年7月)東京都で67人と、緊急事態宣言解除後で最多となった。6日連続で50人超だが、専門家は、「拡大」の感じはないという。

   それよりも、暑さの時期を迎えて医療現場で心配されているのが、新型コロナと熱中症の初期症状が似ていて、判別がつきにくいことだ。救急搬送された医療機関では、コロナと想定して対応しなければならず、気苦労とリスクが増える。

搬送されたホストは熱中症だった!ああ、ややこしい!

   埼玉県三芳町のふじみの救急クリニックの鹿野晃院長は「明らかにせき、呼吸苦とか肺炎を思わせる症状があればわかりやすいが、発熱、倦怠感、頭痛だと症状としては同じ」という。同クリニックで6月18日に受け入れた救急患者は、新宿のホストクラブ従業員だった。仕事から帰って自宅で寝ていたところ体調がおかしくなったという。

   新型コロナの疑いで搬送され、受け入れ側は全員防護服だったが、長い問診とPCR検査の結果は陰性。熱中症だった。もしこれが逆だったら大変なことになる。患者に意識がなく、問診もできないと、事態はさらにややこしくなる。

   司会の加藤浩次「熱中症対策が必要だ」

   日本感染症学会の指定医、水野泰孝さんは、「救急患者が次々に来るような病院だと大変だ。マスクが熱中症を促すから、人にいないところでは外すとか、水分を十分に摂るとかしないといけない」という。

   下川美奈(日テレ社会部デスク)「中高年でマスクをして水分摂らないと心配。マスクの温度調整とかも工夫しないと」

   水野さんは「大事なことを忘れないように。命に関わるという点では、熱中症はコロナより重症度が高い。しっかり認識したい」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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