日常会話でどれだけ飛沫が飛ぶか番組で実験「かんぱーい」のパピプペポに注意!絶叫マシンでも声出すな!って無理だろう

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   カラオケや飲食店での感染が広がる。声を出すことで飛沫が飛び、クラスターになる。グッとラック!は、それを「声出しクラスター」と名付けた。

   実際に日常生活でどれだけ飛沫が飛んでいるのか、上路雪江リポーターが「新日本空調」にある「微粒子可視化システム」という装置を使い、飛沫を撮影した。

   居酒屋を模して二人で飲んでいるとき、「かんぱーい!」の発声で無数の飛沫が飛び散った。何気ない会話でもかなりな量の飛沫が飛び散る。カラオケでは、声が大きくなるサビの部分で無数の飛散が。気持ちが入り、さらにアルコールでテンションが上がると想像すると、怖くなる。

カラオケでは、声が大きくなるサビで無数の飛散

   しかし、当たり前だがマスクをした場合はほとんど飛沫がなく、効果は一目瞭然だった。司会の国山ハセンが「飛沫の怖さが、どこにあるのか見ていきます」とボードを示した。

   口からの飛沫は5マイクロメートルと髪の毛の20分の1の細かさだ。さらにコロナウィルスは0.1マイクロメートルで、小林寅喆教授(東邦大)は「感染者の飛沫粒子1個の中には、数10個から100個以上のウィルスが含まれてこともあります」。

   「だからこそ自分の飛沫を飛ばさないことが重要ですね」と国山ハセン。

   検証でわかったのは、飛沫が多く飛び散る言葉は「ぱぴぷぺぽ」の破裂音。「パパイヤ」より「パイナップル」の方が飛沫の量が多かった。最も多かったのは「かんぱーい」だが、上路リポーターが「ぱ」を無理やり大きく発音していたので、スタジオは大笑い。

   カラオケでは、テンポの速い曲やカタカナ語の多い曲は注意だという。

   このあと、声を出さず口パクで気合をいれた稽古をしている空手道場の様子や、絶叫マシンにマスクをして無言で乗っている映像が紹介された。「絶叫は心の中で」というキャンペーンだが、滑稽だ。

   キャスターの立川志らく「怖くて叫んじゃう場合もあるでしょう」

   小林寅喆教授(東邦大)「とにかく大声を出すことは避けていただきたいと思います」

文・ムギ

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