東京の感染者急増はとっくに「東京アラート」再発令レベルを超えている!小池さん、今度はどんな基準を出すの?

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   きのう29日(2020年6月)、東京都の新たな新型コロナ感染者は58人となった。隣の埼玉県でも13人が確認され、大野元裕知事は東京都内の影響を考慮し、「都内での飲食や繁華街への訪問を自粛するように」と訴えた。

   埼玉県の直近2週間の感染疑いの経路を調べてみると、6月1日から14日までの感染者は18人で、うち11人が都内で感染したとされる。さらに15日から28日までの計88人のうち45人が都内で感染したとみられている。

埼玉県知事「都内での飲食、繁華街訪問を自粛して」

   大野知事は「東京で接待を伴う飲食店を利用したり、勤めたりしている埼玉県民の感染者が増えている」とみている。

   司会の羽鳥慎一「飲食店の営業を解禁され、県をまたぐ移動も自由になったということで、東京周辺の埼玉でも増えています」

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「東京都が5月(2020年)に発表している休業再要請する基準がありますが、基準を超えたら再要請しなければいけないことになっています」

   その基準は(1)1週間平均1日当たり新規感染者数50人以上の場合は再要請(2)1週間平均感染経路不明50%以上の場合は再要請(3)週単位感染者増加比2以上の場合は再要請となっている。しかし、きのうの結果で、新規感染者数は51.9人、感染経路不明は51.0%と指標の数値を超えている。

   玉川「きょう30日(2020年6月)に新たな基準を発表するといっていますが、どうも報道を聞いていると、数字的な指標は出さないという声もあります。じゃあ、何を持って判断するのか、勝手に判断されては困る」

   青木理(ジャーナリスト)「政府レベルで見ると、日本に限らず、どうも感染対策よりも経済シフトにしている、と冷めてみる必要がありますね」

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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