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中国もひどい「黒人差別・迫害」黒鬼と呼んで道を歩いていたら袋叩き

   映画『風と共に去りぬ』まで、黒人差別の問題で上映禁止になっているように、アメリカで起きている「Black Lives Matter」のうねりは広がり続けている。日本でもこれを掲げてデモをする人たちが多くなっているが、ニューズウィークは、日本のメディアは、なぜ中国の酷い黒人差別問題を取り上げないのかと疑問を呈している。

   筆者の楊海英が1980年代、北京大学でアフリカからやってきた留学生たちと交流試合をやったとき、中国側は相手を公然と「黒鬼」と呼んでいたという。2016年には「黒人を洗濯したら、アジア系の白い美男子になった」というCMが問題になった。コロナウイルスが蔓延している頃、中国の広東省で凄まじい黒人排斥運動が起きた。

   街頭をさまよっていた黒人が中国人たちに袋叩きにあった。被害者の中にはアメリカ国籍の黒人もいたが、そうしたことが日本ではまったく報じられないのはなぜなのか。嫌中で有名な日本だが、黒人差別はアメリカの問題だと刷り込まれているからなのではないか。私は、視野狭窄は日本の国民性だから、見えていても見えないのだと思う。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)、『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)、『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)、 『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)、『野垂れ死に ある講談社・雑誌編集者の回想』(現代書館)などがある。

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