町おこしのご当地カレー 役場職員に購入ノルマ「課長は50箱」「主任は10箱」食べきれん!

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   群馬県明和町で、地元を盛り上げるために作られたご当地カレーをめぐって、町職員への購入ノルマ疑惑が浮上している。「明和珈哩(カリー)」は、おととし(2018年)に記念品として県内で配布したところ、好評だったため、今月(2020年6月)から一般販売を始めた。明和町特産の梨と三重の同じ町名の明和町特産の松阪牛を使用した共同開発カレーで、1つ700円。試食した五十嵐光リポーターは「お肉がすごく柔らかく、ルウもフルーティで甘みがあります」

   ところが、町職員に対し、役職ごとの購入目標数が示され、製造した2万食のうち約140人が3100食分を購入したため、「ノルマか」という声が上がっているという。24日の朝日新聞デジタルが報じたということで、カレーの製造会社から町役場の所属長宛てに、「課長は単品50箱3万5000円か、5箱入り10セット3万円」「主任・主事は単品10箱7000円か、5箱入り2セット6000円」などと書かれた「職員販売目標数」の資料が添付されたメールが送付され、部署ごとに数を取りまとめて注文したという。

「拒めば査定に響くし、昇進できなくなる」

   ある課長は「購入を強制されたとは感じていない。お中元で渡すなどお土産になると思い購入した」と話していたが、プレゼンターの森本さやかアナは「(朝日新聞の記事によると)拒めば査定に響くし、昇進できなくなると思い、従うしかなかったという職員もいたそうです。ある課では、『購入ノルマを満たしていない』と突き返されたということもあったそうです」

   明和町の担当者は「購入ノルマはなく、販売の目安だった。ノルマと感じた職員がいるとすれば、配慮が足りなかった」と説明している。若狭勝(弁護士)は「上司から言われてカレーを購入することは、業務ではなく、受け止め方としてパワハラになる可能性もあります」

   中瀬ゆかり(「新潮社」出版部部長)「カレーハラスメントになるのかもしれませんが、とてもおいしそうだったので、(このニュースで)宣伝になって飛ぶように売れるかもしれませんね」 司会の小倉智昭「ボーナスの現物支給みたいで、やりすぎだとは思いますが、これだけ話題になると、食べてみたいね」

   民間企業でも自社製品を買おうというのはあるけど、カレー50箱ってやっぱり多すぎないかなあ。

文   キャンディ| 似顔絵 池田マコト
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