多目的トイレのセックスを「週刊文春」にすっぱ抜かれたお笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建が、その「週刊文春」編集部を訪れ、一部始終を話したという。きょう25日(2020年6月)発売の「週刊文春」(7月2日号)に掲載されている。
先週16日、渡部は黒のスーツ姿で「週刊文春」を発行する文藝春秋ビルを訪れた。ハンドタオルを手に、時折、声を詰まらせながら、90分間にわたってインタビューを受け、妻でタレントの佐々木希(32)との夫婦関係や相方の児島一哉(47)への思いを語った。
「週刊文春」の記事によると、相手の女性については「デートクラブのように安全に遊べる子たちというふうに認識していました」「気持ちのないまま接していた」などと話し、「僕は今でも妻を愛しています」と話している。「自分の描いたビジョン通りに物事が運び、慢心を生んでしまった。そういった慢心が私生活の部分にも出てしまった」「児島を見下していたと取られてもしょうがない」と語り、今後については「復帰できるとも思っていないし、そんなことを考える余裕もない」という。
所属事務所は「会見の予定なし」
所属事務所は週刊文春の取材に対し、「記者会見を開く予定はない」としている。街では「みんな出てきているのに、一人だけ出てこないとよくない」「本人がテレビの前で皆さんに説明すべき」という声が多い。
サンケイスポーツの山下伸基編集委員も「自分からしゃべり、不快に思わせたことに対して謝罪するというのは避けて通れない。そうでないと復帰はできないと思います」と話している。
司会の小倉智昭「普通であれば、『週刊文春』にすっぱ抜かれて、その週刊誌に独白するというのは考えられないですけどね。『週刊文春』がほかにもいろいろ握っていて、それをおさえるために独白した方が得かなと思ったのかな」
古市憲寿(社会学者)「謝罪会見というものは成功した試しがない。そもそも、僕たち社会は渡部さんからダメージを受けたわけじゃないので、社会に対して謝罪する必要はないと思います」
そう、渡部がまず謝る相手は、1万円でセックスの相手をさせていた女性たちだろう。