おととい13日(2020年6月)の「グッとラック」が取り上げた、マスクをしていない人に罵声を浴びせる「マスク警察」にさまざまな反響が寄せられた。「怖い世の中だ」「暴言暴力反対」「ソーシャルディスタンスをとればいいじゃないか」という批判から、「怒る気持ちはわかる」「私もマスクなしの人とは歩きたくない」の声まで、賛否が分かれた。
街で聞くと、「マスク警察はひどい。自分のストレスを発散している」(70代女性)、「危害を加えちゃダメ。やさしい言い方をしないとケンカが起きる」(50代男性)といった反応が多かった。なかには、通勤中の電車内で暑くてはずしたら怒鳴られたケースや、バスの中で顎までずらすとにらみつけられ、寒気を起こしたような格好をされた人もいた。都内の飲食店経営者は、息子がマスクを忘れて家電量販店に入店拒否されたことをSNSに投稿したら、「バカヤロー」「つぶすぞ」という電話が100件以上かかってきたという。
怒鳴る相手は女性や子供、優しそうな人だけ
キャスターの立川志らく「マスクをしなくても、しゃべらなければいいだろう。忘れただけで怒鳴るのはおかしいよ」
星野真里(俳優)「普通のトーンで注意すればいいのでは」
髙橋知典(弁護士)「マスク警察が怒鳴るのは、だいたい女性や子どもか、やさしそうな男性ばかりで、筋肉もりもりの人に怒ることはない。そういうの(マスク警察)を肯定する気にはなれません」
司会の国山ハセン「マスクをしていないといけないみたいな感覚かもしれませんね」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト