新型コロナの影響で延期されていたプロ野球が19日(2020年6月)から無観客で開幕されたが、日本テレビ系(関西は読売テレビ系)で中継された伝統の巨人-阪神3連戦(東京ドーム)の視聴率は振るわなかった。ここ数年、視聴率の低迷から地上波の巨人戦の生中継を控えていた日本テレビが、ファンのために大英断をしたのだが、残念な結果に終わった。
スコアでいえば、3試合とも阪神が8対6で勝利
関東地区では、初日の19日(金曜)こそ平均視聴率が10・7%(数字はいずれもビデオリサーチ調べ)と二けた台に達したものの20日(土曜)には7・3%、21日(日曜)には5・8%と一気にひとケタ台に転落した。一方、関西地区は初日の19日が17・4%、20日が8・2%、21日が9・2%といずれも関東を上回った。スコアでいえば、それぞれ阪神が8対6くらいで勝ちといった感じだ。
試合は巨人が3連勝したが、地元の視聴率対決では阪神が3連勝で圧倒した結果となった。改めて阪神ファンのアツさに比べ、巨人人気の凋落ぶりが浮き彫りになった形だ。(テレビウォッチ編集部)