今年(2020年)は「マスクの夏」になるということで、顔の日焼け対策はいつもより手抜きでいいかもと思っていると、大間違い。三上大進リポーターが「紫外線対策を怠ると、(マスクの跡が白くなる)"マスク焼け"してしまいます」とむしろ注意が必要と呼びかけた。
皮膚科医の友利新さんは、この夏は例年より紫外線の影響を受けやすいという。三上リポーターは「3月から4月にかけて肌は紫外線を少しずつ浴び、角質が厚くなっていって、天然の日焼け止め効果を作ってくれるんです。今年はその時期にステイホームだったので、まだ角質の準備が足りていないということなんです」と説明した。
友利医師「紫外線はマスクを通り越すので、マスクの下にも日焼け止めをムラなく塗らないと日焼けをしてしまいます。とはいえ、マスクはちょっとは紫外線をブロックするので、日焼け止めを塗っていないところとマスクを着けているところがムラになりやすいんです。顔全体に均一に日焼け止めを塗りましょう」
外出前には塗り直し
マスクを長時間着けていると、擦れや汗で日焼け止めが取れてしまう。目の下、鼻の下、マスクに覆われないフェースラインは丁寧に塗る。「フェースラインや目の下はシミもできやすい場所なので、しっかりと日焼け止めを塗ってください。塗り直しにも気を付けてください」と友利医師はアドバイスした。
三上リポーター「塗り直しのタイミングは、買い物に行く前、洗濯物を干す前、子供と公園に行く前など、外出する前がいいということです。行って汗をかいて、日焼け止めが落ちてから塗り直すのではなく、その前にやるのが大切ということなんです」