きのう16日(2020年6月)の東京都の新型コロナウイルスの新たな感染者は27人だった。14日、15日の40人台に比べると減ったが、6日連続で20人を超えた。27人のうち、20~30代が21人で約8割を占めた。「いま増えているのが、友人らとの会食で感染したとみられる人のことです」と司会の羽鳥慎一が取り上げた。
会食で感染したとみられるのは、おとといは48人中13人、きのうは27人中3人だった。東京都の担当者は「新宿エリアが多いです。特定のお店でクラスターが発生しているわけではなく、お店の形態はバーであったり、居酒屋であったりいろいろです」と話す。
あさって19日の休業全面解除が怖い
羽鳥「いままでよく言われていた夜の街とは別の普通のお店で、一般の人のご飯会でも感染が増えています」
白鴎大学の岡田晴恵教授「(休業要請が全面解除される)19日(2020年6月)から、そういう機会が増えるんじゃないでしょうか。私もいっぱい誘われているんですが、いかがなものかと思っています」
インターパーク倉持呼吸器内科の倉持仁院長は「こういう会食でもうつってしまうということが分かりましたので、それぞれの店が具体的に対策をしなといけませんね」と説明する。
羽鳥「みんなで外で飲んだり食べたりするのは楽しいですが」
浜田敬子(「ビジネスインサイダージャパン」統括編集長)「(会食感染の)大皿料理で取り箸があったのか、なかったのか。もっと状況の情報が欲しいですね。どうやったら感染するのか、しないのか。どういうお店に行けば大丈夫なのか、分かってきますよね」
解除されても、ウイルスはあちこちにうようよしてるということだ。