今年はコロナと熱中症と戦う厳しい夏になる!「コロナと熱中症の症状は見分けがつかない」から医療機関は大変だ

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

   東京都のきのう16日(2020年6月)の新たな新型コロナ感染者は48人で、2日連続40人を超えた。「第2波への警戒が強まる中で、都心では最高気温32.6度と今年(2020年)一番の暑さとなりました。感染防止策が求められる中で、熱中症で救急搬送される人も増えています」と司会の羽鳥慎一が伝えた。

   街では携帯型扇風機で顔に風を当てたり、ペットボトルで頭を冷やしたりして暑さをしのいでいた。皇居の周りを走るランナーにもマスクを外す人もいた。「マスクをつけて走ると本当に大変。(マスクをするのは)会社と電車だけ。ランニングの時はとても無理です」と話す。

「熱が高い、体もだるい、頭も痛い」と症状が共通

   きのう、都内では熱中症とみられる症状で搬送されたのは68人。「コロナの初期症状と熱中症の症状は見分けがつかない」というのは埼玉県三芳町の「ふじみの救急クリニック」の鹿野晃院長。「熱を測ると高い、体もだるい、頭も痛い。これでは果たしてどちらなのか判別しづらい」と話す。

   きのうも同じような女性がいた。診察に来たときは、発熱、倦怠感で病状がすぐ判断できず、コロナがあるという前提で感染対策をして、診察をしたうえで胸のCT検査もしたり、話を聞いたりしたという。

   このクリニックではいまも24時間PCR検査をしているので、看護師は強い日差しの下で防護服やフェイスガードを着用している。「サウナの中でコートを着ている感じです」と話す。鹿野院長は「コロナと熱中症、2つのリスクと闘う年となりました」

   患者にも医療関係者にも厳しい夏が始まった。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト