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清原和博のジーンとする話...来週15日で終わる執行猶予期間!プロ志望の息子に野球教え、家族で中華料理

   プロ野球が19日(2020年6月)に無観客で開幕するといわれている矢先、巨人の坂本勇人と大城卓三が陽性と判定され、開幕延期かと思われたが、再検査で2人とも陰性になり、ホッと一息か。

   だが、週刊新潮は、日本野球機構が12球団の選手全員にPCR検査を実施する方針を固めたが、今後の検査で感染者が続出すれば、19日の開幕は難しくなるのではないかと報じている。どうしてもっと早くやらなかったのだろう。安倍政権のやり方を真似たのかな。

   フライデーにちょっとジーンとする話が載っている。清原和博(52)が家族との時間を取り戻したというのだ。長男は高校でアメフトをやっているそうだが、弟は17年にジャイアンツジュニアの4番として、「NPB12球団ジュニアトーナメント」に出場して話題になり、プロを目指すそうだ。その息子を清原が巨大な室内野球練習場で手取り足取り教え、その横には妻の亜希(51)も一緒だったという。

   別の日には、六本木の中華料理店で一家団欒の夕食会が開かれたそうだ。妻の亜希は連載しているエッセイでこう書いた。「彼は罪を犯しました。けれど、今の姿を応援したい」

   一緒にいた女子大生ホステスとは別れたそうだ。6月15日には、4年の執行猶予期間が終わる。清原の唯一の心のよりどころだった、家族と再び一緒になる日が来るようだ。

   娘・横田めぐみを北朝鮮に拉致された横田滋が亡くなった。享年87。残念だっただろう。悔しかっただろう。私が横田夫妻と会ったのは、もうずいぶん前になる。めぐみが拉致された直後に、私が北朝鮮に行ったことを話すと、目を輝かせ、めぐみには会わなかったかと何度も聞かれた。

   残念ながら当時の北朝鮮では、拉致という話さえ出たことはなかった。めぐみの娘といわれるウンギョンも32歳になり、その娘も7歳になるという。滋が亡くなる時、めぐみは枕元に現れたのだろうか。冥福を祈りたい。

   漫画家のジョージ秋山が亡くなった。享年77。「浮浪雲」が有名だが、私には「アシュラ」が一番印象に残っている。当時、少年マガジン編集長だった内田勝がモデルだった。内田が月刊現代の編集長で来た時、そのことを聞いたら、嬉しそうに「そうなんだよ」と、アシュラよりやや柔和な顔で話してくれた。

   「浮浪雲」は漫画誌に44年も連載され、全112巻。私が30歳の時か。私も長く生きてしまった。そういえば、週刊現代編集長が石井克尚に交代するそうだ。石井はオールマイティな編集者だから、期待するところ大だが、月3回刊と老人健康雑誌はやめてほしいな。

   その週刊現代から。スーパードライでキリンを抜いたアサヒビールだが、このところ飲食店の売り上げが大きく落ち込んでいると報じている。スーパードライの販売総量は前年比で52%減、飲食店に限れば約80%減だという。さらに、アサヒビールは海外進出に力を入れてきたため、そちらも壊滅的だそうだ。

   キリンは化粧品ブランド「ファンケル」や医療品製造、サッポロは「恵比寿ガーデンプレイス」の運営など、本業以外の収入もあるが、アサヒビールはビール一筋。それに、自粛の家飲みでは、ビールは高額だから飲まないで、チューハイや発泡酒など安いものが売れ筋だから、さらに苦しいという。スーパードライの次の新製品を生み出せるかどうかが、アサヒビールの命運を握っているようだ。

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)、『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)、『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)、 『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)、『野垂れ死に ある講談社・雑誌編集者の回想』(現代書館)などがある。

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