「恋人同士の距離で接客」「シャンパンボトル回し飲み」クラスターが広がる歌舞伎町ホストクラブの呆れた実態

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   東京の夜の街で、新型コロナ感染が広がっている。東京都の6日(2020年6月)の新規感染者数26人のうち夜の街関連は16人で、うち12人が新宿の同じホストクラブ従業員だった。

   西村康稔経済再生相は従業員への定期的なPCR検査を呼びかけていくほか、予防策のガイドラインも作成するとした。その一方で、「このウイルスはどこにも潜んでいる。その業界で働く人や地域が悪いわけではない。特別なレッテルを張るべきではない」とし、引き続き国民全員での感染予防を呼びかけた。

入院中のホスト「具合が悪いのに無理して店に出ていました」

   しかし事実として、意識が低いホストクラブがある。感染が発覚し、入院中の歌舞伎町のホストクラブ勤務の男性は「体にだるさが出て、歩くだけでも汗が出ている状態だった。無理して出勤していました」と明かす。男性が務める店は、検温とアルコール消毒はしていたが、マスクの着用義務はなかった。さらに、「恋人同士のような接客なので、客との距離はかなり近い」「パフォーマンスの一環としてシャンパンを瓶ごと回し飲みしていた」と驚くべき実態を語った。

   日本感染症学会指導医の水野泰孝医師は「都内の感染者は増えているが、感染の場所は特定されている。一部のホットスポットに感染が集中している。その封じ込めができれば、徐々に減ってくるのではないかと考えます」と話す。

   司会の加藤浩次「体調が悪いのに出勤して、回し飲みまでしている。対策ができていない店は厳しく取り締まらないといつまでたっても収束しませんよ」

   橋本五郎(読売新聞特別編集委員)「一部の店のせいで歌舞伎町全体のイメージが悪くなり、商売に差しさわりが出てくる。誰もが取っているような感染対策は最低限とって欲しい」

   杉山愛(元プロテニスプレーヤー)「感染場所が絞られたからこそ、封じ込めもできると思う。夜の街ってひとくくりしてはいけないとは思っても、意識が低い人がいることにびっくりします」

文   ピノコ| 似顔絵 池田マコト
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