黙々と食べる給食、接触禁止の実験や部活...子供の学校生活が様変わりだが、大人は居酒屋で飲んで喋ってOKっておかしくないか

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   長期にわたって休校していた東京都内の学校もようやく再開した。番組では、様変わりする「新しい学校生活様式」を取り上げた。

   葛飾区の立石中学校では、生徒が密にならないよう体育館に机を並べクラスごとに入れ替わりながら学級活動を行った。その際、生徒たちに渡されたのは、透明のフェイスシールド。先生方20人の手作りで368人全員分をプレゼントしたという。

学校の休み時間でも一切の私語が禁止

   大きく変わったのは給食だ。品川区の第一日野小学校では、生徒たちが一切おしゃべりせず黙々と食事をとっていた。配膳はせず、あらかじめ盛り付けられた中華丼、ゼリー、牛乳を生徒が取りにいく。しばらくこのスタイルが続く。

   司会の国山ハセン「授業の遅れを取り戻すため、学校の行事にいろいろな影響がでています」

   江戸川区の小学校の場合、5月の予定だった運動会は中止、夏休みは8月8日から24日までの17日間に短縮、10月予定の修学旅行は実施未定、11月予定の文化祭は中止。

   鴻上尚史(作家・演出家)「いきなりゼロというよりも何か代わりになるものを考えてあげた方がいいなと思います」。

   小林寅喆教授(東邦大)「未知のことなので何が正しいかがわからない。大事な点は基本的な感染対策をきちんととっていくこと」という。マスクやフェイスシールドについても「取りあえずやっておけば安全だろうといってやっているケースがかなりある。本当に必要なのか、何のために必要なのかをもう一回議論したほうがいい」

   授業でも変化を強いられた。文科省の指針では、理科では実験や観察を避け教科書で授業、図工や家庭科では共同制作や実習を避ける、部活では個人練習を増やす、休み時間は私語を慎み、距離を保つ...その他もろもろだ。

   西村博之(2ちゃんねる開設者)「子供たちばかり厳しくするのは間違っている。大人は普通に居酒屋で食っちゃべってるじゃないですか」

   キャスターの立川志らく「気を付けるのは先生の方。先生が感染して家に持ち帰ると怖い、それをどう防ぐか」

ムギ

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