「音、千鶴子、希穂子、女性3人の表情が素晴らしかった」
「ドラマが終わり、あさイチのトーク出演の中村蒼さんが映し出された瞬間、よけいに涙が溢れ、号泣してしまいました。何事にも真摯。生真面目。純朴でシャイで、はにかんだ笑顔がとても素敵で...。鉄男役が中村さんで本当に良かった!今回、鉄男君の幸せを何よりも一番に願う希穂子さんの愛情と、二人を想う音ちゃんの優しさに、胸がしめつけられました」
「椿姫のヴィオレッタとアルフレードを希穂子と鉄男にシンクロさせ、音にその楽曲を歌唱させるという脚本が秀逸。二階堂ふみは地声でしょう。吹き替えだったらもっとレベル上げるよ。本人の声だからこその良さが出ていた。先週は早稲田応援団の男の世界、今週は悲恋物語と、週ごとのテーマが明確で、メリハリがハッキリしている。良いシナリオだと思う」
希穂子役の入山法子(34)はモデル出身。2011年、フジテレビのドラマ「霧に棲む悪魔」で初主演した以外はほとんど脇役中心だ。その抑えた演技を絶賛する声が多かった。
「入山法子さんがうまい。表情の作り方で感情を上手く表現している。見ている側が切なくなる心情がはっきりと伝わる。言葉にしなかったが、本当は鉄男を愛している気持ちが痛いほど伝わってきた。これが女優さんだなあ」
「それにしても、いい演技しますね。美しくて上品なお顔立ちは言うまでもなく、あの凛とした佇まいに、なんとも言えない気品を感じます。必死に笑顔を作って嘘をつくあの演技力。大きな目に涙をいっぱいためながら、『ありがとう』『楽しかった』だけは心からの真実。涙なくしては見られません。ブレイク間違いなしですね」